【50代の大人旅】福井・小浜&滋賀・高島 美食が行き交う「鯖街道」旅《Wあさこのおいしい社会科見学 vol.15》
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鯖街道を経て都の食を支えた「御食国」の今昔

麻子先生と私が前々から行きたい、行きたいと言い合っていた「御⾷国若狭おばま⾷⽂化館」へ! 念願かなって大喜び。⼩浜市役所文化観光課の川股さんにご案内いただきました。

鯖街道のルートが床一面にドーン。実はスゴロクになっています。ひと口に鯖街道といってもルートがいくつもあったことがわかります。若狭から京都まで、最短なら一昼夜で荷を運ぶことができ、若狭で塩をした鯖が京都に届く頃にはちょうどいいあんばいになっていたそう。

昔は今よりもっと高級品だったでしょうから、ハレの日のごちそうになっていたのかな。
「きずし」(しめ鯖)といえば京都の名物のひとつですが、思った以上に深いヒストリーがあったんですね! 若狭街道の街道茶屋として天正4年(1576)に創業した京都市左京区の「山ばな 平八茶屋」の「若狭懐石」にも、サバのお鮨が。平八茶屋にもいつか行ってみたい!

若狭をめぐる食の歴史が、パネルや食品サンプルなどを交えながらわかりやすく展示されています。私、食品サンプルが大好きなので取材じゃなければあと数時間はここにいたと思います。めちゃくちゃ楽しいです。行ってよかった。イチオシです!
御⾷国若狭おばま⾷⽂化館
福井県小浜市川崎3-4
https://www.instagram.com/syokumachi

夕食は「ミシュランガイド北陸2021」ビブグルマンに選出された「鮨⼀」へ。若狭湾で獲れる地物の旬魚に特化したお鮨屋さんです。夜だけでなく、昼も営業しています。予約は必須!
真イカ、アマダイ、 レンコダイ、カタクチ、シラサエビを握っていただきました。聞き慣れないネタもありますよね。苦手なものだけお伝えして、お任せでお願いするのが得策だと思います。若狭湾で獲れる魚介は淡白で品のある味わいのものが多いそうで、シャリは白シャリ。小ぶりで、口に運ぶとふわっとほどけます。

関西方面や北陸などでは「冬のふぐ、夏のあこう」と称される幻の高級魚・アコウの塩茹で。プリッと弾力があり、淡白だけれど甘みのある旨みが口いっぱいに広がります。もちろん、おつゆも全部飲み干しました。滋味〜沁みる〜。

お父さんもお兄さんも鮨職人という店主・北村雅之さん。昔から鮨も料理も好きで、魚そのものも好き。魚を捌くのも苦ではなかったといいます。30代の半ばごろから味の好みが変わってきたそうで、自分好みの鮨を追求する姿に「守破離(しゅはり)」という言葉を思い出しました。
鮨一
福井県小浜市福谷9-5-1
https://www.instagram.com/ssic522
▶︎オンライン予約はこちら
https://gourmet.r-reserve.com/booking-plan/cr00000439

小浜を訪れたら外せないのが、創業260年余の鯖専門店「朽木(くつき)屋」。

名物は、なんといっても鯖の浜焼き。夏場にいたみやすいサバを保存するために考え出されたそうで、古くから近隣では「焼き鯖」として親しまれてきたそう。平日でも100本ほど、週末ともなると250本ほど売れるとのことで、午前中に行かないとまず手に入りません。電話予約しておきましょう。オンラインでも購入できます!
このほか、へしこやサバ缶も取り扱っています。ちなみに2階は食事処。浜焼き鯖の定食などがいただけます。
朽木屋
福井県小浜市小浜広峰39
https://www.kutsukiya.jp
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