【豆乳レシピ】朝の「豆乳習慣」で 体を温めて活力を養おう
更年期を迎えて、今までに経験したことのない不調を感じるのが50代。
この時期を上手に乗り切るために、“血めぐり”をよくする豆乳レシピをご紹介！
薬膳料理研究家のパン・ウェイさんに教えていただきました。
教えてくれたのは・・・
パン・ウェイさん
薬膳料理研究家。中国・北京生まれ。季節と身体をテーマに、四季に沿った食生活を提唱した料理教室が人気。テレビや雑誌、講演会、企業向けのレシピ開発などで活躍。著書に『女のからだには、薬膳が効く。』（マガジンハウス）ほか。
豆乳と温め食材で血めぐりのいい体に
「朝食は量より質が大切。代謝も体温も低い朝は、たんぱく質で活力をつけることが重要です」とパンさん。
そこで提案していただいたのが、豊富なたんぱく質を手軽に摂ることができる豆乳。
朝飲むようにすれば、薬膳効果が得られるのはもちろん、習慣にしやすいというメリットも。
「私自身も幼いころから祖母の影響で毎日豆乳を飲んでいます。気をつける点は常温、または温めた状態で飲むこと。薬膳料理で使う体を温める食材を加えてアレンジすれば、毎日飽きずに続けることができますよ」
豆乳と組み合わせたい！ 相乗効果の血めぐり食材
豆乳（たんぱく質）
＋
血めぐり食材
・シナモン
・紅花
・ココア
・黒糖
・しょうが
・甘酒
・ナツメ
・クコの実
・黒酢
・ねぎ
・唐辛子
・花椒 など
〈豆乳習慣、おさえておきたい4つのポイント〉
□ 無調整豆乳でも調整豆乳でもOK
より栄養価が高いのは無調整豆乳ですが、豆の風味が苦手なら調整豆乳でもOK。
□ 血めぐり食材をトッピングする
薬味やスパイスなど体を温める食材を加えることで、血めぐりがアップ！
□ 常温、または温めていただく
冷えたものは胃腸を冷やして血めぐり悪化の原因に。常温か加熱して。
□ 朝食で摂ると効果的
一日のスタートとなる朝に活力をチャージしておくと活発に動けて代謝のいい体に。
小豆入り豆乳スープ
小豆とクコのトッピングで血めぐりアップ！
材料〔2人分〕
調整豆乳…350㎖
粉ゼラチン…5g （水大さじ2でふやかす）
生クリーム…50㎖
水…100㎖
鶏がらスープの素…小さじ1/2
紹興酒…小さじ1
しょうが汁（すりおろしたしょうがを絞る）…小さじ1
煮小豆（市販）…適量
クコの実（水で戻す）…適量
パセリなどのハーブ…適量
作り方
1. 鍋に豆乳を入れて加熱し、沸騰する前に火を止めたらあらかじめふやかしておいたゼラチンを入れて溶けるまで混ぜる。生クリームを加えて混ぜたら器に入れてラップをかけ、固まるまで約1時間冷蔵庫で冷やす。
2. 鍋に水と鶏がらスープの素、紹興酒を入れて温める。沸騰したら火を止めてしょうが汁を加えてよく混ぜ、粗熱を取る。
3. 食べる直前に1を冷蔵庫から出して2をかけ、煮小豆とクコの実、ハーブをのせる。
シナモン豆乳
豆乳×きな粉の大豆コンビで高たんぱく！
材料〔2人分〕
無調整豆乳…400㎖
きな粉…大さじ1
シナモン…3つまみ
はちみつ…大さじ1
紅花（あれば）…3つまみ
作り方
1. 常温の豆乳にすべての材料を入れてよく混ぜる。
ナツメ入り甘酒豆乳
甘酒をブレンドしたマイルドな味わい
材料〔2人分〕
無調整豆乳… 400㎖
甘酒…150㎖
ナツメ（みじん切り）… 2～3個分
しょうが（すりおろし）… 小さじ1
作り方
1. 常温の豆乳にすべての材料を入れてよく混ぜる。
豆腐の豆乳スープ 五色の添え物で
五色の食材が抜群のバランス
材料〔2人分〕
無調整豆乳…400㎖
よせ豆腐…250ｇ
黒酢…適量
五色の添え物…ザーサイ（みじん切り）、クコの実（水に戻す）、しょうが（すりおろし）、黒すりごま、白すりごま、香菜（みじん切り）… 各大さじ1
作り方
1. 鍋に豆乳とよせ豆腐を入れて少々温める。
2. 1をおわんに入れて黒酢をかけ、五色の添え物をのせる。
ココア風味の餅入り豆乳
お餅で満足感もたっぷり
材料〔2人分〕
無調整豆乳…400㎖
ココア…大さじ2
餅（鍋用）…8枚
しょうが（すりおろし）…小さじ１/２
黒砂糖…大さじ2
作り方
1. 大さじ2の豆乳とココアをコップに入れてダマにならないように混ぜる。
2. 小鍋に残りの豆乳と1、餅を入れて煮る。餅が柔らかくなったら火を止め、しょうがと黒砂糖を加えてよく混ぜる。
油揚げ入り豆乳スープ
のりと花椒粉の香り豊かなおかずスープ
材料〔2人分〕
無調整豆乳…400㎖
白ごま油…小さじ1
しょうが（みじん切り）…小さじ1
鶏がらスープの素…小さじ1・1/2
油揚げ（千切り）…1枚
花椒粉（または山椒粉）…少々
小ねぎ（小口切り）…少々
あおさ（手でつぶす）…3つまみ
作り方
1. 鍋に白ごま油としょうがを入れて炒める。しょうがの香りが出たら豆乳と鶏がらスープの素を加えて少々温める。
2. 油揚げを加えて一瞬温めて火を止める。花椒粉を少々振る。
3. 2をおわんに盛り、小ねぎとあおさ、花椒粉を散らす。
撮影／砂原 文 スタイリング／檀上曜 文／峯澤美絵
大人のおしゃれ手帖2019年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中！ ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram：@osharetecho
Website：https://osharetecho.com/
お問い合わせ：osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp
大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!
関連記事
-
PR
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR
