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大人のおしゃれ手帖 6月号

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大人のおしゃれ手帖
2024年6月号

2024年5月7日(火)発売
特別価格:1400円(税込)
表紙の人:桐島かれんさん

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【夏バテ対策】夏の不調は入浴&快眠で解消

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日本の夏は高温・多湿で自律神経が乱れやすく、疲労感やだるさに悩まされがち。そんな夏バテを防ぐには、生活習慣、特に睡眠と入浴が大切です。そのコツをご紹介します。

栄養の偏り、運動不足が体調不良を招く

夏は食欲がなくなり、喉越しのいい麺類や冷たいドリンク、ひんやりスイーツばかり食べたり、暑いからと出歩かなくなり運動量も減ってしまっていませんか。
夏の疲れやだるさはこういった栄養の偏りや運動不足が原因に。消化力も落ちているので、無理にスタミナ食を食べようとせず、そうめんに蒸し鶏を足すなど、自分が食べやすいレシピを工夫してバランスよく栄養を摂取しましょう。冷たいものばかりでは体を冷やすので、汁物など温かいものを1品加えて、体温調節や消化機能が上げるよう心がけて。
また、熱中症の危険は“倉庫に物を取りに行ったら、蒸し暑い室内で長時間片付けを始めてしまった”など、無意識下の何気ない行動に潜んでいます。口が乾いてネバついてきたら即水分補給を。ペットボトルを持ち歩いている人は、保存方法に注意。常温のまま長時間置くと口から移った細菌が増えて食中毒の危険が高まります。

【睡眠】夏は寝苦しさを解消して眠る

体力の回復に欠かせないのが睡眠。寝苦しい熱帯夜は朝までぐっすり眠れるよう冷房はかけたままにし、熱がこもらない寝具を取り入れて。タイマーで冷房が切れると暑さで目が覚めてしまい、睡眠が浅くなるだけでなく、高温多湿、無風の室内では熱中症の危険が高まるので注意。寝つけない日は、交感神経を鎮め、副交感神経を優位にする香りを取り入れるのも有効です。

【入浴】快適なバスタイムで自律神経を整える

お風呂に入ると血行が促され、だるさや肩こりなどの夏の疲れや自律神経の乱れが和らいで眠りにつきやすくなります。
人は体の中心部の体温(深部体温)が下がってくると眠気を感じます。熱帯夜に寝つけないのは室温が高いままで体温が下がりにくいため。一方、ずっと冷房の効いた部屋にいると体温変化が起きにくいので、寝る1時間前に入浴して体温を上げておくと寝つきがよくなります。
また、お湯の温度が高すぎると交感神経を刺激してしまうので、40℃以下のぬるめの湯につかり、リラックス状態に導きましょう。


取材協力/福田千晶先生(医学博士)
画像協力/PIXTA
*画像、文章の転載はご遠慮ください

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