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大人のおしゃれ手帖 6月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年6月号

2024年5月7日(火)発売
特別価格:1400円(税込)
表紙の人:桐島かれんさん

2024年6月号

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【時短家事】「洗う」「干す」「しまう」
動線を見直せば洗濯がぐっとラクに!

家事のキャリアが長い大人世代は、自分なりの家事の方法があるでしょう。
けれども、自分の体や気持ち、家族の状況はずいぶん変わっているはず。
それに合わせて家事も、より省エネで快適な生活が維持できる方法に、シフトしていきましょう。
ラクに時短ができる家事のコツや考え方のヒントを、本間朝子さんに教えてもらいました。

教えてくれたのは・・・
知的家事プロデューサー
本間朝子さん
時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。テレビ出演、雑誌や新聞などの連載のほか、著書も多数。近著に『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)がある。


動線を見直して「洗う」「干す」「しまう」を近づける

 洗濯には「洗う」「干す」「たたんでしまう」の3つのステップがあります。

「洗った洗濯物を、ベランダで干して、取り込んでリビングでたたんで、各部屋にしまう」というように、3つのステップの動線が離れていると、移動の手間と時間がかかります。 

できるだけ洗濯機のまわりで3つのステップができるように、動線を見直してみましょう。

洗濯機の上に、耐荷重の高い突っ張り棒を設置して物干竿代わりにしたり、キャスター付きの室内物干も、好きな場所に移動できて便利です。

「下着やパジャマは、洗濯機横に幅の狭い収納ケースを置いて収納しています」


仕分け

毎日の家事には「○○でなければいけない」という思い込みが少ないほうがラク。
仕分けの思い込みを見直してみましょう。

【やる人】
家族の分は「やらない」
仕分ける数だけ洗濯カゴや洗濯ネットを脱衣所に用意して。
服を脱いだときに各自でカゴに入れてもらえば、自動的に仕分けが完了します。
たたむ・しまうも家事シェアをすればもっと楽に。
家族分のかごを用意し、乾いた洗濯ものを取り込みながらかごに入れ、各自の部屋に置いておきます。

【やり方】
仕分けは“あえて”ゆるく
「おしゃれ着がまとまった数にならない時は、厚めのネットや、二重にしたネットに入れ、普通洗いすることも」と本間先生。
きっちり仕分けをしないことで、洗濯回数を減らせます。


洗う・乾かす

洗う・乾かすのは基本、洗濯機にお任せ。
けれどもほんのちょっとの工夫で、手間を省いて時短にできることも。
ぜひ試してみて。

【やり方】
洗濯機には大きなものから入れる
縦型洗濯機の場合、最初にバスタオルやデニムなどの重たいものを入れ、次にふだん着、最後に下着や靴下などの軽いものを入れると、回転がスムーズ。
また汚れのひどいものも最初に入れたほうが、汚れ落ちがよくなります。
「ただし洗濯物を詰めこむと衣類が傷みやすいので、洗濯機の容量の7割を目安に」

乾燥機に乾いたタオルを1枚入れると時短
洗濯物を急いで乾かしたいときは、乾燥機を回すときに乾いたタオルを1枚投入。
湿った衣類の水分をタオルが吸収するので、渇きが早くなります。
「バスタオルなら20分程早く乾きます。電気代の節約にも」

【道具】
干したハンガーのまましまう
洗濯物をハンガーに干したら、そのままクローゼットにしまうのがいちばんラク。
「たたむ」家事を減らせますし、洋服も探しやすくなります。
「クローゼットの幅が60㎝なら3で割った数、つまり20着が目安。
スリムなハンガーに揃えればもっと多く入りますよ」

バーの厚さがわずか2.5 mmの超スリムハンガー。
回転式フックなので洗濯物を干しやすく、そのままクローゼット収納にも使える。
シルエットライト42 ブラック¥275/マワショップジャパン

洗えない素材は浴室でにおいをとる

ジャケットなど、ホームクリーニングができない洋服のにおいが気になるときは、蒸気の力でとりましょう。
入浴後、浴槽のふたを開けたまま、洋服をひと晩吊るしておくと、においをすっきり取ることができます。

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