【時短家事】「洗う」「干す」「しまう」
動線を見直せば洗濯がぐっとラクに!
部屋干し
乾くまでに5時間以上かかると、イヤなにおいが発生しやすくなります。
早く乾かすためのポイントを知っておきましょう。
【やり方】
水は「多め」、洗剤は「適量」、脱水は「長め」で
洗濯で汚れや洗剤が落ちていないと、イヤなにおいやシミの原因に。
気になるときは水の量を多めにし、その水量に応じた洗剤を入れて、すすぎは2回で洗ってみて。
「脱水時間を長めにする方法もあります。
シワにはなりやすいですが、目的に合わせて、洗濯の仕方をアレンジしてみてください」
サーキュレーターは下のほうに当てる
洗濯物を早く乾かすためには、サーキュレーターや扇風機を活用して。
「洗濯物は下のほうが乾きにくいので、下のほうから風をあてるようにするとよいでしょう」
洗濯物は部屋の中央のほうが乾きやすい
カーテンレールで室内干しをすることがよくありますが、部屋の中央のほうが早く乾きます。というのは、部屋の端よりも空気がよどまずに流れるから。
洗濯物同士の間隔もできるだけ空けておきましょう。
「乾いたものはすぐに外して、空気の通り道を広げると◎」
アルミ製の室内物干。軽くてキャスター付きなので、ラクに移動ができる。
使わないときはコンパクトに折りたたんで収納可能。
アルミ室内物干し ¥4,990/無印良品(無印良品 銀座)
天井に取り付けてフープに竿を通すことで、室内物干に。
使わないときは簡単にフープを外せる。インテリア性の高いシンプルなデザインも魅力。
ナスタ 室内物干し 天吊りタイプAir Hoop¥8,776*/ディノス
*2023年4月時点
においがついてしまったら酸素系漂白剤を使う
生乾きのイヤなにおいがついてしまったら、ふつうの洗濯ではとれません。
酸素系漂白剤でリセットしましょう。ポイントは40度くらいのお湯を使うこと。
お湯に規定量の酸素系漂白剤を溶かし、においのついた洗濯物を30分ほどつけ置き。
その後は普通に洗濯機で洗います。
「洗濯機でつけ置きして、そのまま洗濯をしてもOKです」
洗い物を減らす工夫で時短
洗濯の手間を減らすには、洗濯物の量を減らすのが近道。
本間先生に2つの工夫を教えてもらいました。
【予防】
バスタオルをやめてフェイスタオルに
お風呂上がりの体を拭くのは、フェイスタオルに。
「バスタオル1枚は、フェイスタオルだと3~4枚分のボリューム。
フェイスタオルなら2枚使えば頭と体を拭けますし、洗濯後の乾きも早いです」。
バスタオルの収納スペースが空くので、下着やパジャマなどをしまっても◎。
クローゼットに“1回着た服”スペースを作る
1回着ただけで汚れていない服は、クローゼットの一角にしまうスペースを確保しておくと、むやみに洗濯物を増やさずにすみます。
パジャマやデニムなら、クローゼットの扉裏にフックをつけて掛けてもよいでしょう。
SHOPLIST
マワショップジャパン https://mawa-shop.jp
無印良品 銀座 03-3538-1311
ディノス 0120-343-774
撮影/古家佑実[SORANE] イラスト/はまだなぎさ 文/寺本 彩
大人のおしゃれ手帖2023年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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