【糖質ケア】たんぱく質と脂質を減らすのはNG?
50代女性におすすめの「ロカボ」を知ろう!
少ない糖質でも食事を楽しめ、骨や筋肉、美容、将来の健康にもつながる「ゆるやかな糖質制限」。
50代以降の糖質ケアについて、糖質制限食の第一人者・糖尿病専門医の山田悟先生にお話を伺いました。
教えてくれたのは・・・
北里大学北里研究所病院
副院長・糖尿病センター長
山田 悟先生
糖尿病専門医。一般社団法人 食・楽・健康協会の代表理事として「ロカボ食」普及のためのメディア出演、企業への指導を行う。著書に『Dr.山田の新・糖質制限食事法』(高橋書店)、『運動をしなくても血糖値がみるみる下がる食べ方大全』(文響社)など。
目次
高血糖になりやすい大人世代は食事で糖質をコントロール
近年よく耳にするようになった”糖質制限”というワード。
もともとは糖尿病患者のための食事療法で、食後の血糖値を上げにくくすることが目的でした。
しかし、山田悟先生によると「大人世代こそ糖質ケアを意識するべき」といいます。
その理由は三つ。一つめは、日本人が遺伝的に糖尿病になりやすい民族であるということ。
二つめは、加齢とともに血糖値を下げるインスリンの分泌量が減少するということ。
その結果、40歳以上の3~4人のうち1人が血糖値に異常があり、50歳以降になるとさらに糖尿病のリスクが一気に上昇すること。
これが三つめの理由です。
「食後の血糖値はある程度は誰でも上がるのですが、上がり幅が急激であると、急上昇した血糖値はその反動で急降下。
これを繰り返す『血糖値の乱高下』は体にとって大きなストレスとなり、さまざまな病気を招くことにつながっています」
糖質は炭水化物に含まれ、エネルギー源となる栄養素ですが、「体の中で生成できるため、極論を言えば摂取しなくてもいい」のだそう。
とはいえ、昔から米は日本人の主食であり、パンや麺類も日常的に食しているので、それをいきなり我慢するのでは長続きしません。
そこで山田先生が推奨するのが「ゆるやかな糖質制限」。
体の変化が著しい更年期世代にもメリットは大きいのです。
ここをチェック!
食物繊維は含まれる量が少ないと表示がないのが一般的。
糖質の項目がなければ炭水化物の数値に相当すると考えて。
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