【新連載】エディター・マシロの「あつまれ! 美韓男子」vol.1
除隊後初の主演ドラマ『赤い袖先』で
俳優として不動の地位を獲得!
2019年5月30日に入隊、2021年3月20日に除隊。約2年間の兵役を経て復帰作として時代劇『赤い袖先 』で、名君として名高い朝鮮第22代王・正祖(イ・サン)を演じることになります。
ジュノはこのドラマで、王室の権力争いの渦中に居ながら、愛情とヒューマニズムを大切にする孤独な王を演じました。韓国時代劇の濃い文学色をまとった秀作に仕上がり、視聴率も最終回では17.4%へと右肩上がりし『赤い袖先』現象が起きたほど。最終回でのジュノの名演技に、多くの視聴者が枯れるほどの涙を流しました。
このドラマの主演で、『MBC演技大賞』で最優秀演技賞を受賞、韓国の芸能アワードで最も名誉だといわれる『百想(ペクサン)芸術大賞』のTV部門男性最優秀演技賞を受賞。ジュノは見事な俳優となり、今やオファーが殺到し「台本が100冊届く」超人気俳優になったのです!
『キング・ザ・ランド』のツンデレ御曹司役で
新たなファンを獲得
文学色の強い『赤い袖先』に出演したジュノは、180度方向転換し、超王道の韓国ラブコメ『キング・ザ・ランド』を次作に選びました。
ジュノの役は、まったく笑顔を見せないオレ様街道まっしぐらな財閥御曹司。会社にスカイダイビングで出勤したり御曹司スケールもかなりビッグなユニーク設定で、普通に演じたらサムくなりそうな役でしたが、ジュノの演技力とコメディセンス、リズムの良さで、ちょっと世間ズレした御曹司のちょいダサな表情をキュートに表現。毎回クスクスと笑わせられつつ、母性が刺激される視聴者が爆増しました。
少女時代のユナとのラブ・ケミストリーも抜群で、ジュノのまっすぐな恋心にキュンキュンが止まらない!との声多数。回が進むごとに大胆になる、濃厚なジュノのラブシーンは、最新話が配信される度にSNSでトレンドに挙がるほど注目を集めます。2023年7月の非英語ドラマ作品を対象としたNetflix週間グローバルTOP10で1位を獲得!韓国はもちろん、インドネシアやシンガポール、ベトナム、ブラジル、チリ、ペルーなど、世界各国でも週間1位を記録しました。
歌手としての活動も魅力なんです!
ジュノは俳優だけでなく、所属グループ 2PMのメンバーとしても活動しながらソロアーティストとしても積極的に活動し、今年の夏に日本ツアーを成功させたばかり。日本での活動も長く、ライブでは日本語でもたくさん話してくれるので満足度が高く、その分チケットも争奪戦!
ジュノはファンへのサービス精神にも溢れており、積極的にVlog(本人公式の無料動画配信)もアップし、ドラマでの撮影風景から海外撮影での様子、練習の様子など、様々なプライベートな表情を共有してくれます。
——動画では、2022年、年末の歌謡祭でユナと披露したパフォーマンスの練習などが記録されています。
——8月23日にリリースされたソロ曲『Can I』。キレッキレのダンスにうっとり♡
ドラマで感動させてくれて、歌やダンスで盛り上がれるうえに、日常の飾らない姿まで見せてくれるなんて、ジュノのファンは“福利厚生”が整ってて最高なんです。
これから韓(ハン)男子に沼るなら、イ・ジュノを最推しさせていただきます!
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萬代悦子(マシロエツコ)
エディター/ライター萬代悦子
ポン・ジュノ監督の映画『殺人の追憶』で韓国ノワール映画の虜に。その後、遅ればせながら2019年に『愛の不時着』で韓国ドラマの凄さを知る。最推しドラマは『マイ・ディア・ミスター』『私の解放日記』『ムービング』。最近は韓国現代アートにも興味津々。