【セルフケア】
植物療法士・鈴木七重さんに聞く、心身を巡りよくする心がけとは?
自分を自分で丸ごと幸せに
七: カモミール、パッションフラワー、セントジョーンズワート、ラベンダー、エルダーフラワーを調合しますね。眠る前の30分〜1時間前くらいに飲んで、体をゆるませてください。交感神経がたかぶったままベッドに倒れ込むと眠りが浅くなります。最後に、今はまだウイルスの影響を受けているので、昼間に飲むハーブティーも作りますね。呼吸器にいい作用があるタイムかセージを入れたいのですが、嗅いでみてもらえますか?
平: うーん、セージはちょっとクセがあるかな。
七: わかりました、ではルイボス、ネトル、ペパーミント、タイムで作りますね。
平: ちなみに大抵のアレルギーはハーブで治せるのでしょうか?
七: 軽減させることはできますね。私の場合は現在、アレルギーを発症しないで過ごせています。発症しないってことは炎症が起きていないってこと。ハーブティー、飲んでみてどうですか?
平: すごく飲みやすいです!
七: おいしい、気持ちいい、楽しい、簡単ってことがケアには大事で。みんないつも頑張っているし、辛いことは他でやっているんですから。その意味でもハーブによるケアは続けやすいと思います。
平: 実践してきた鈴木さんの言葉は説得力があります。
七: ストイックにやっていた時期から、今になるまで「制限」「我慢」もしてきましたから。肉を食べたら毒! という時期もありましたし(苦笑)。25年かけてここまで辿り着いたので、皆さんには最短ルートをお伝えしている感じです。体っていつも治りたがっているんです。自分で自分を丸ごと幸せにする生き方にシフトできたら、一番いいですよね。
〜 私へ贈るメモ 〜
「体からのアプローチが心も癒やす」
自分の体を実験台のようにして、植物の力で心身を整えてきた鈴木さんのセラピーは説得力がありました。
年代的にゆらぐ時期だけれど、そもそも心身のゆらぎはいつでもあるもの。
自分の体の声を聞きながら、日々のセルフケアをして、自分が心地いいと思う状態で1日を終える。そうすれば、不調があってもすぐに戻れる体と心ができていくんですね。
聞き手
フラワースタイリスト
平井かずみさん
フラワースタイリスト。全国各地で花の教室やワークショップを開催。雑誌、テレビ、ラジオなどで幅広く活躍し、 “日常花”を提案。「seed」と名付けた新しい試みとして、「すぐそばにある自然の営みに気づくことで、私たち自身の感性を育む」ことをテーマに、2020年の末には花のタブロイド「seed of life」を、21年の5月にはウェブサイトを(www.seed-of.com)を、2022年2月にアトリエ「皓-SIROI-」を立ち上げた。
撮影/宮濱祐美子 文・編集/竹田理紀[mineO-sha]
大人のおしゃれ手帖2023年10月号より抜粋
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