冬は「ホーロー鍋」で煮込み&煮物!
余ったらリメイクしても
おいしい料理ができると人気のホーロー鍋。今回は、ホーロー鍋の魅力や扱い方、おすすめレシピをご紹介します。
料理は多めに作って、リメイクして楽しむのもありです!
ホーロー鍋の使いこなし術
金属とガラスの長所を活かした「ホーロー(琺瑯)」
「ホーロー(琺瑯)」とは、鉄やアルミニウムなどの金属の表面に、釉薬(ゆうやく)というガラス質の膜を焼き付けた素材のこと。
丈夫な金属と美しいガラス、それぞれの長所を結集したホーローは、鍋やケトル、食器のほか、システムキッチンや浴槽、看板、理化学用品などさまざまな用途に使われています。
ホーロー鍋の魅力
ホーロー鍋には次のようなメリットがあります。
●におい、色が移りにくい
表面がガラス質のホーローは非吸着性にすぐれ、においや色が移りにくいため、にんにくを使った料理やカレー作りなどに使えます。
●酸に強い
ホーローは酸に強い耐久性があるため、ジャム作りやお酢を使った料理にも使えます。
●ビジュアルがよい
表面のガラス質に着色ができるため、さまざまな色合いと光沢を楽しめます。美しい見た目はそのまま食卓に出してもおしゃれです。
ホーロー鍋の扱い方・注意点
ホーロー鍋にはいくつかデメリットがありますが、注意点さえ押さえておけば扱いやすく、とても便利な鍋です。
●落下や衝撃を避ける
表面がガラス質なので衝撃に弱く、落としたりぶつけたりすると割れてしまう可能性があります。持ち運ぶときは丁寧に扱いましょう。
●使用後は洗ってよく乾燥させる
ホーロー鍋を使った後は洗ってよく乾燥させましょう。乾燥させることでサビの予防につながります。
●空焚きしない
空焚きは破損の原因になるのでNGです。空焚きしてしまったら、水などはかけず、自然に冷めるのを待ちます。水をかけるなどして急冷すると破損の原因になるので注意しましょう。
●こげつきにはスポンジを使う
こげついたときは、お湯などを入れてしばらくしてからスポンジたわしなどで落とします。金属たわしや研磨剤は表面を傷つけてしまうので使わないようにしましょう。
ホーロー鍋は「鋳物」と「鋼板」の2種類
鋳物(いもの)ホーロー鍋
製造方法 / | 金属を溶かして加工した鍋に釉薬を焼き付けたもの |
保温性・熱伝導性 / | 熱がゆっくりと伝わり、冷めにくい |
おすすめの料理 / | 煮込み料理、無水調理など |
重さ / | 重たいので扱いづらいと感じる人もいる |
価格 / | 高めのものが多い |
代表的なメーカー / | ル・クルーゼ、ストウブ、バーミキュラなど |
保温性が高い鋳物ホーロー鍋は、かたまり肉をじっくり煮るなどの煮込み料理にぴったり。密閉度も高く、水を使わずに食材の水分だけで調理する無水調理も可能です。価格は高めですが、お手入れすれば一生ものとして愛用できます。
鋼板(こうはん)ホーロー鍋
製造方法 / | 鋼板を加工した鍋に釉薬を焼き付けたもの |
保温性・熱伝導性 / | 熱が伝わりやすく、冷めやすい |
おすすめの料理 / | ゆで物、揚げ物など |
重さ / | 鋳物より薄くて軽く、普段使いしやすい |
価格 / | 鋳物よりリーズナブルなものが多い |
代表的なメーカー / | 野田琺瑯、富士ホーローなど |
鋼板ホーロー鍋は鋳物より軽くて安価です。熱が早く伝わるのでスープなどをあたためたり、麺類をゆでたりするのに便利です。
この記事を書いた人
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