50代以降の女性に多い「子宮体がん」の対策
50代以降の女性に多い病気のひとつに子宮体がんがあります。子宮体がんは早期発見・早期治療で治癒が期待できる病気です。人生100年時代を健やかに過ごすために、子宮体がん対策として知っておきたい情報をまとめました。
子宮体がんと子宮頸がんの違い
子宮がんには子宮の上部にできる子宮体がんと、子宮の下部にできる子宮頸がんがあります。子宮体がんは閉経を迎えた50代以降の女性に多く、子宮頸がんは20~40代の女性に多く見られます。
ただし、子宮頸がんの死亡率は年齢が上がるごとに高くなる傾向があります。50代以降も子宮頸がんにかかることはあるため、子宮体がんと同様に注意したい病気です。
この記事の監修者
つづきレディスクリニック 院長吉岡範人
1978年生まれ。千葉県出身。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤務中、約2年間にわたりカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学へ留学。がんの研究に従事。2019年に事業を引き継ぐ形でつづきレディスクリニックの院長に就任。産婦人科医療と既存の事柄をかけ合わせることにより、新たな産婦人科医療を生み出しており、産婦人科領域における医療脱毛や訪問診療など新たな分野に挑戦している。また女性の働き方改善や待遇改善にも注視しており、サービスの良いホテルやレストランへの研修など医療界における持続可能な待遇改善にも注力している。
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