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大人のおしゃれ手帖 10月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2022年10月号

2022年9月7日(水)発売
特別価格:1120円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2022年10月号

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2022.07

07

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もっと料理上手に!「みりん」の活用法

ふだん、みりんを活用できていますか?
意外と知らない、みりんの種類と活用法をマスターすれば、
毎日の料理がもっとおいしくなります。

1.みりんの役割は?

和食に欠かせない、味噌やしょうゆなどの発酵調味料などと同様に、
みりんも素材を熟成・発酵して作る調味料ひとつ。
製造過程で生まれる複雑な旨味が料理にコクを与えてくれます。
味噌やしょうゆを使うと風味やおいしさが増すように、
みりんも料理のおいしさを引き上げる重要な役割を果たしているのです。
なんといっても、料理に「てり・ツヤ」を与えて、
見た目もリッチに仕上げてくれるのも特徴です。


2.みりんのおいしさの理由7

(1)上品な甘みをつける
みりんの甘みはブドウ糖やオリゴ糖など、複数の糖類で構成されるため、
柔らかで上品な味に仕上がる。

(2)てり・ツヤをつける
複数の糖類で構成されるため、砂糖では出せない「てり・ツヤ」効果が得られる。

(3)煮崩れを防ぐ
デンプン粒の流出を抑制し、煮崩れを防ぐ。

(4)深いコクとうまみを出す
材料のもち米から産生するアミノ酸やペプチドが旨味の成分となる。
糖類や有機酸が複雑に絡み合い深いコクを出す。

(5)味がしみこむ
アルコールは分子が小さく食材にしみこみやすい性質があり、
アミノ酸・有機酸・糖類もアルコールと一緒に食材にしみこむ。

(6)素材の臭みを消す
アルコールの成分とともに、素材の臭み成分がとばされる。

(7)素材を引き立てる
香気成分により素材の味や風味を引き立てる。


3.みりんには3種類ある

みりんには、大きく分けて3つの種類があるのを知っていますか? 
なんとなく、ではなくきちんとそれぞれの特徴を知っておくと重宝します。

(1)本みりん…料理に奥行きのある甘みと深いコクを与える
昔からのもち米を原料とするのが「本みりん」。
上品な甘さ、うまみ、芳醇な香りで、味の浸透が良いのが特徴です。煮物におすすめ。

(2)みりん風調味料…アルコールを飛ばす手間がいらない
優れた甘さで、てり、ツヤ効果は3つの中でも大きいのが「みりん風調味料」。
調理後にも使えるので、タレやドレッシングなど火を使わない料理にも。
アルコール分をほぼ含まないので、子どもがいる家庭でも、アルコールを飛ばす手間が省けて便利。

(3)みりんタイプ…加塩してあるので味が決まる
上品な甘さ、うまみが特徴。塩が添加されているので塩を加える手間がいりません。

それぞれ原料や製法に違いはあるものの、みりん本来の調味効果は3種類ともほぼ共通。
また、本みりんとみりん風調味料の両方を用意しておけば、シーンに合わせて使い分けることも可能です。


【Try!】砂糖を使わずに作れる! みりんプリン

プリンの上にかける「みりんシロップ」は、アイスやトーストにかけてもおいしくいただけます。

<材料>(4人分)
本みりん…200mL
牛乳…200mL
卵…2個
バニラエッセンス…少々
ミント…適宜

[みりんシロップ]
本みりん…大さじ3
しょうゆ…小さじ1/2

<作り方>
1. 鍋に本みりんを入れ、弱火で半量になるまで煮詰め、牛乳を加えて混ぜ合わせてから、
冷ましておく。
2. 1に卵を加えてざるで濾し、バニラエッセンスを加えてから耐熱カップ4個に流し入れる。
3. 2を蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で約1分蒸し、弱火にして約10分蒸す。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
4. 鍋に[みりんシロップ]の本みりんを入れ、半量になるまで煮詰め、しょうゆを加えて混ぜ、冷やす。
5. お好みの量のみりんシロップを2にかけていただく。


独特のコクとうま味を感じるみりんで、毎日の食卓をより豊かに!

取材協力/キング醸造
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

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