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大人のおしゃれ手帖 12月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年12月号

2024年11月7日(木)発売
特別価格:1650円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2024年12月号

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不調は悩まずに共有する時代へ。
フェムテックサミット2024が大盛況

『大人のおしゃれ手帖』が実施した
“更年期白書”アンケート調査で実態が明らかに

更年期世代の読者が多い『大人のおしゃれ手帖』では、定点観測的に更年期にまつわる事象をアンケート調査しています。今回は2023年9/7~10/6に行ったWEBアンケートの結果を一部ご紹介。

約半数以上の読者が更年期の不調アリ

始まりは平均50歳

まずは“更年期と思われる不調はありますか?”の問いに、半数以上の読者が“不調がある”と回答。また“更年期が原因と思われる不調は何歳ごろから感じ始めましたか?”という問いには、最も多かったのが閉経の平均年齢といわれる50歳。次いで45歳、48歳と更年期は若年化しているのかもしれません。40代で更年期と感じる人が増えているよう。

だるさ、のぼせ、不眠、薄毛、イライラ、 落ち込み・・
更年期症状は複雑に重なりあう

“どんな症状を感じていますか?”という問いには、だるさ、のぼせ、肩こり、不眠、薄毛、イライラ、 疲れ目、落ち込み・・・いろいろありますが、6項目以上にチェックされた方が非常に多く、多くの方が複数の症状を同時に抱えているという状況が明らかに。そして“複数の症状が複雑に重なり合った辛さというのはまだ分かってもらえない”という悩みも非常によく聞かれる声だとか。

“更年期症状に対する対策はしていますか?”という問いには、ランニング、サプリメント、食事など、インナーケアを実施されている人が多数。「一方で、通院や治療している人はまだ少ないので、もっと普及していけば」と橘編集長。


“人に相談しづらい”という多くの声は

我慢が得意な日本人に多い

“更年期症状について誰かに相談しているか?”の問いには、“していない”が6割。まだ一人で抱え込んでいる方が多い傾向。“誰に相談していますか?”という問いには、やはりお友達が多く、一番近いはずのパートナーは12%、医者が24%。
“しんどいけれど、泣き事みたいで人に相談しづらい” 、“プチ不調は多発しているけども、病気ではないから病院に行っていいのかしら” という、不調を我慢し過ぎる日本女性ならではの声も目立つ。

フェムテックサミット2024

「我慢やしのぐというような感覚が非常に強いのは、日本女性の特徴なのでしょうか?」と橘編集長の問いに、「アジア人女性にはよくありますが、日本人女性は特に我慢するのが得意な人種だといえるかもしれません。“自然なことだから”、“みんな通る道だから”と我慢してしまう」と世界中の女性にインタビューをされてきたオリガ先生が回答。我慢や謙虚さが美徳とされてきたこれまでの日本の文化の根深い風潮が、更年期世代の女性を苦しませているのかもしれません。

関口先生は「でも来院される時は、覚悟が決まっているので、すっと来て全てやるって人がほとんど。だから病院に来るまでの道のりが長くなるほどきっと辛いのだと思います。つい最近ですよね、病気になったら休むというのが当たり前の世の中になってきたのも。生理休暇などのお休み制度も普及しているようで、利用する人が最近やっと出てきました」と、心身の不調が辛いときには無理や我慢をせずに自分の身体を優先させる、“ご自愛”することの大切さを語りました。

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