カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 10月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2024年10月号

2024年9月6日(金)発売
特別価格:1480円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2024年10月号

閉じる

記事公開日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

不調は悩まずに共有する時代へ。
フェムテックサミット2024が大盛況

スキューバにゴルフ、スイミングに鍼灸!?
アクティブなおふたりの健康法とは?

トークは健康法の話題に。いつもニコニコと快活な印象の関口先生とオリガ先生が普段の生活に取り入れている健康法とは?

35年ぶりにスキューバをしてみたり、パラグライダー、ゴルフにも挑戦するなどアクティブな関口先生「できることはなんでもやる! 限界まで身体を動かそうと思っています。実はスポーツは嫌いなんですが、意外とやり始めると楽しいんです」
現在、沖縄住まいのオリガ先生も「更年期症状が辛い時は猫みたいにソファで丸まりたい症状にもなりますが、そういう時こそ海で泳いだり歩いたり身体を動かすと、不思議とその症状もおさまって元気に活動できるようになるんです」と、おふたりとも運動が欠かせない様子。

さらにインナーケアについて関口先生は、やり過ぎるところがあるので、サプリの摂り過ぎ、食べ過ぎ、飲み過ぎに注意しているとのこと。
オリガ先生も、ホルモン補充療法、漢方にも頼っていますが、一番自分を救われるのは鍼灸だとプライベートを語りました。

また“日本人女性は我慢している人が多い”と語ったオリガ先生ですが、振り返ってみると自分はいつも後回しだったと言います。「家族、子ども、仕事優先で、自分のことは最後。でも今は皆さんにアドバイスをしている立場なので、できるだけ自分が好きなことやろう! 自分は何が好き? と自身に問いながら楽しいことをやっています」と意識改革していると言います。


もう我慢しなくていい

不調を感じたらまずはSOSを!

最後は橘編集長が「不調を感じたらまずは身近な方にsos出していただけたら。更年期は10年という長い期間。医療の力を借りたり、更年期を症状を和らげる商品の力も借りつつ、ご自身が健やかに過ごせるような時間を第一に考えて過ごしてください」と、締め括りました。


女性だけでなく、全ての人のウェルビーイングに繋がった本イベント。今の時代を健やかに自分らしく生きていくヒントが、このフェムテックサミットにはたくさん詰まっていました。これまで謙虚さがひとつの美徳として語られてきた日本では、我慢する、諦める風潮はまだまだ強くは残っているのかもしれませんが、まずは自分の心と身体に目を向けること、そしてひとりで抱え込まず、婦人科医や身近な人に話してみることが第一歩なんだと気づかされました。



構成・文/根本美緒

この記事のキーワード

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!