寒い冬におすすめの運動とは?
メリットと注意点も解説
運動不足になりがちな寒い冬。体を動かすことは心身の健康に役立ちますが、寒い時期の運動は思わぬ不調を招くこともあります。冬におすすめの運動や注意点をご紹介します。
冬に運動するメリット
寒い時期は外へ出ることがついおっくうになりがち。また、冬は日照時間が短く、外で活動できる時間が少ないことからも運動不足になりやすい季節です。しかし、冬に体を動かすことにはさまざまなメリットがあります。
やせやすい体づくりができる
一般的に、冬は夏よりも基礎代謝(安静時のエネルギー代謝量)が高いといわれています。そのため、冬の運動はエネルギーを消費しやすい体づくり、つまりやせやすい体づくりがしやすいと考えられます。年末年始に食べ過ぎたときのダイエットにも運動はおすすめです。
冷えの改善に役立つ
寒い冬は血管が収縮して血流が減少し、冷えを感じやすくなります。また、女性は男性より筋肉量が少ないことからも冷えやすいといえます。運動は血流をよくし、筋肉量を増やすため、多くの女性が悩む冷えの改善効果も期待できます。
更年期の健康維持に役立つ
運動は更年期の健康維持にも効果的です。更年期とは閉経をはさむ前後5年間を指し、一般的に45~55歳頃までです。
女性は更年期になると女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少し、その影響で高血圧になりやすいほか、メンタルの不調が現れる人も。運動はこれらの症状のセルフケアにも役立ちます。運動不足になりやすい冬こそ体を動かして、更年期を元気に過ごしましょう。
この記事の監修者
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー木下幸司
医療グループ「オルソグループ」が運営するメディカルジムで、スポーツ選手から高齢者まで幅広いクライアントに運動を指導。野球、バスケットボール、アメフト、バレーボールなど様々なスポーツチームでの活動に携わり、パフォーマンスアップからリハビリまで種目特性に応じたトレーニング指導を得意とする。
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