【月城かなとさんも登場!】京都国立博物館・特別展「北野天神」&鍛金鍋の聖地「鍛金工房 WESTSIDE33」
人から神へ── 菅原道真公がなぜ天神様に?

写真左から女優・月城かなとさん、北野天満宮・橘 重十九(しげとく)宮司、京都国立博物館・松本伸之館長、北野天神展担当の主任研究員・末兼俊彦さん
北野天神展の開会にあたって開催された内覧会には、北野天満宮の橘宮司や、展覧会広報大使を務める元・宝塚歌劇団月組トップスター、月城かなとさんも駆けつけました。月城さんは、宝塚時代の2023年に「応天の門」で菅原道真を演じています。

重要文化財「天神坐像」鎌倉時代・正元元年(1259)奈良・與喜天満神社【通期展示】
平安時代前期から中期にかけて、当代きっての学才として宇多天皇にも重用された菅原道真公。謀略により、九州・大宰府へと左遷され、都への帰還を願いながらも叶うことなく、失意のなか命を落とします。

「束帯天神像(遺教院本)」南北朝~室町時代(14~15世紀)京都・北野天満宮【展示終了(4/28〜5/4に展示)】
その後、平安京の中心・清涼殿への落雷や疫病の流行など、都では災いが続き、それらは道真の怨念の仕業によるものと恐れられるようになります。
その後、さまざまな経緯を経て道真の御霊は北野の地に祀られ、次第に善神として崇敬を集めるようになります。

右から、国宝「伝管公遺品のうち角柄子、高士弾鏡 、白円面現」中国・唐時代(9世紀)、中国・唐時代たたは奈良〜平安時代(8〜9世紀)、中国・唐時代(7〜8世紀)大阪・道明寺天満宮【いずれも通期展示】
こちらは、道真公が愛用したと伝わる刀子や硯、櫛や笏(しゃく)など、国宝「伝菅公遺品」。
飛梅伝説のもとになった「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」という道真公の歌を思い出しますね。切ない!

「十一面観音立像」平安時代(12世紀)京都・曼殊院【通期展示】
明治時代以前の日本では、神と仏を結びつけて信仰する「神仏習合」の考えが一般的でした。
十一面観世音の化身と考えられた天神様は、真言宗や天台宗の繋がりが生まれ、奈良の長谷寺とも深い関係があったそう。
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