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大人のおしゃれ手帖 6月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2026年6月号

2026年5月7日(木)発売
特別価格:1680円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2026年6月号

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「潤い不足なのにむくむ」はなぜ?更年期が梅雨前に絶対やるべき東洋医学のデトックス習慣

必要な水分をよくめぐらし、不要な水分を排出する「関節ストレッチ」

必要な潤いをキープしつつ不要な水分だけを排出するには、「気(き=エネルギー)」のめぐりをよくすることが最適の養生法と言えるでしょう。体内の水分をめぐらせる原動力となるのは気の力であり、気がよくめぐれば水分もよくめぐると東洋医学では考えられています。この時期に気のめぐりをよくしておくことは、本格的に湿気が増える梅雨に備えて、体内の風通しをよくしておくようなもの。湿気の多い季節になっても体内の水分が滞りにくくなり、不調予防も期待できます。

気のめぐりをよくするための絶対条件は、ストレスをためないことです。ストレスを受けると気のめぐりが滞り、その影響で水分や血液のめぐりも滞りやすくなります。まずはなにより、ストレス解消のための気分転換やリラクゼーションを大切にしてください。
そしてもうひとつ、気のめぐりをよくする鉄板の養生法がストレッチです。ここでは気をめぐらせるのと同時に水分のめぐりをよくする効果が高い「関節ストレッチ」をご紹介しましょう。

◉朝の肩関節ストレッチ
朝は肩関節をゆるめるストレッチを行いましょう。肩関節には肺につながる経絡(けいらく=気の通り道)が走行しており、肩関節をゆるめることで上半身の気のめぐりがスムーズになるのと同時に、肺の働きが活性化します。東洋医学では、肺には呼吸だけでなく、脾から受けとった必要な水分を体の上部から体じゅうに散布する「スプリンクラー」のような働きもあると考えられています。そのため朝起きたときに肩関節をゆるめることで肺の働きが目覚め、体内の水分もめぐりはじめます。

朝起きたら窓を開け、外を向いて立ち、両腕を自然に下向きに下ろします。ゆっくりと鼻から息を吸い込みながら、手のひらを正面に向けるように腕全体を外側に回しましょう。肩関節がほぐれるのと同時に、寝ている間に縮こまっていた胸や鎖骨周りの筋肉を気持ちよく伸ばすことができます。息を吸いきったら、ゆっくりと口から息を吐き出しながら回した手のひらをもとの位置に戻して、肩や胸の力をフーっと抜きましょう。以上を3~5回ほど繰り返して。

◉夜の足首・股関節ストレッチ
朝に体の上部から散布された水も、夕方頃になると下半身へと沈んできます。また、不要な水分ほど老廃物を含んで重たく下に沈みやすいため、下半身にたまって脚がパンパンに。そこで夜は、上半身と下半身をつなぐ「水路」が渡っている股関節と、下に沈んだ水分を汲み上げる「ポンプ」となる足首をストレッチ。股関節をゆるめて水路の詰まりをとり、足首をよく回して下半身に沈んだ水分をポンプアップしていきましょう。

お風呂上がりや寝る前などに床やベッドの上で仰向けになり、両ひざを軽く立て、左右にパタンパタンとゆっくり倒して股関節をゆるめます。ひざは倒し切れなくてもOK。無理せず、倒せるところまで倒しましょう。左右に倒して1回とし、5回繰り返します。
次に、両脚を伸ばして足首をゆっくりと大きく回します。ふくらはぎの筋肉がしっかりと伸び縮みするのを意識しましょう。5回回したら、反対方向にも5回回して。足先のポンプが動き出し、翌朝の重だるさを防いでくれます。

この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/

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