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大人のおしゃれ手帖 6月号

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大人のおしゃれ手帖
2026年6月号

2026年5月7日(木)発売
特別価格:1680円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

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悪く言われても「ありがとう、運気をいただきました!」藤原紀香が語る“アマゾネスみたい”な生き方とは?

『お終活3 幸春︕⼈⽣メモリーズ』に出演する藤原紀香さんにインタビュー

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「終活」をテーマに、ユーモアと愛情を込めて家族の在り方を描き、シニア世代のみならず幅広い世代の共感を呼んだ映画『お終活』シリーズ。その第3弾『お終活3 幸春︕⼈⽣メモリーズ』が29日から公開されます。前作から引き続き出演している藤原紀香さんにインタビュー。

『お終活』シリーズは、熟年夫婦の⼤原真⼀(橋⽖功)と千賀⼦(⾼畑淳⼦)、二人の長女で結婚を控えた亜⽮(剛⼒彩芽)を中心に、誰もが避けて通れない⽼いと別れを、笑いと涙と希望で包み込んだ作品。その決定版となる3作目では、 認知症を患った母(三田佳子)とその息子(小日向文世)を交えながら、より深く家族の絆を描き出します。

 藤原さんが演じているのは、夫の真一が通うスナックのママである「カオリ」。出演時間は短いものの、華やかで包容力のある存在感で作品に彩りを添えています。

 現在54歳の藤原さんは、「大人のおしゃれ手帖」読者と同世代。そこで、作品を通じて感じた終活への思いや仕事のこと、ポジティブに生きるための気持ちの持ち方、夫婦のこと、美容のことなど、同世代として気になることをうかがいました。

シリーズ3作目となる『お終活3 幸春! 人生メモリーズ』© 2026「お終活3」製作委員会『お終活3 幸春! 人生メモリーズ』© 2026「お終活3」製作委員会

『お終活』出演で感じたのは、人生を閉じる準備ではないということ

――前作から引き続きカオリ役を演じたお気持ちをお聞かせください。

藤原紀香さん(以下、藤原):カオリママは、私自身も出会ってみたいと思うような素敵な女性で、監督が愛情を込めて書いてくださったお役です。ただお酒を出すだけではなく、昭和気質な常連さん方の本音をそっと受け止めて、柔らかなユーモアをたずさえ、温かい言葉で癒やす存在です。

彼女はきっと、人として、これまでに多くの痛みや悲しみを経験してきたのだと思い演じています。パート2を観てくださったファンの方が、「いつか、カオリママの人生も映画で掘ってもらえたらいいなあ」と言ってくれて、嬉しかったです。

藤原紀香さんは、スナックのママ、カオリ役。『お終活3 幸春! 人生メモリーズ』© 2026「お終活3」製作委員会『お終活3 幸春! 人生メモリーズ』© 2026「お終活3」製作委員会

――スナックのシーンでは、真一とカオリたちが、墓じまいや散骨について語っています。50代にとっては自分事としては早いけれど、親世代のことで考えている方もいると思います。藤原さんご自身はそういったことについて考えることはありますか?

藤原:正直言うと、この作品に出会うまでは、〝終活〟については、あまり具体的に考えたことがありませんでした。けれども、この映画を通じて、たくさんの知識を得ることができました。

母は70代後半なのですが、おしゃべり好きな母に対して、以前は「また同じことを話している」と、責めるような言い方をしてしまうことがありました。でも、そうではないのだと気づかされました。その思い出が母にとって大好きな記憶であり、いちばん印象に残っていることなのだと。だから「またそこへ一緒に行こう」とか、「その話をもっと広げてみよう」と思えました。受け止める側の心持ちを変えてみると、気づくことがたくさんあるんですよね。

逆に、私が忘れていることを母がたくさん覚えていて、驚くこともあります。今回の作品で認知症の母と息子を演じられた三田佳子さんと小日向文世さんのシーンは、もう愛しかないですよね。素敵なシーンでした。この映画は、人生を閉じる準備ではなく、これからどう生きるかを見つめ直す、そういう時間を持てる素敵な作品だと思います。

構成・文

ライター

ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。

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