うねり・パサつきに悩む50代へ。東洋医学で髪と私をいたわる「腎」養生
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「髪」と「脳」はつながっていた?東洋医学が教える「腎」と美髪の関係

生物学的に見ると、髪の役割は脳を守ることだと言えますが、実は東洋医学においても髪と脳には深い関わりがあります。
東洋医学では髪と脳はどちらもその発生源が「腎(じん)」であると考えられています。腎とは東洋医学で「生命力を蓄える場所」とされるもので、人間にとって「種」のような場所と言えます。
その種の中核には、両親から受け継いだ生命の根源物質である「精(せい)」が貯蔵されています。母親の胎内で生を授かったとき、まずはこの精から「髄(ずい)」が生まれ、髄が骨や脊髄となって伸びていき、その先端で髄が集まって脳となっていきます。
こうして体の芯の部分が作られると、中心から外側に向かって肉づけされるように、血管や筋肉などのほかの組織が少しずつ形成されていきます。そして最後に体の最も外側にある皮膚と毛髪が作られるのですが、髪は腎の精に養われるので、精が充実していればいるほど髪が豊かに生え揃うようになります。
こうした生命の発育・成長を例えるなら、腎という種から骨や脊髄という芽が伸び、その先端で脳という果実が実り、その果実を守るために髪という葉が生い茂る、という感じでしょうか。
美しくみずみずしい葉を育てるためには、種に水や肥料を与えなければなりません。同じように、豊かな髪の毛を育てるためには、種である腎を補うことが根本的なケアとなります。そして腎を補うことは、ルーツを同じくする脳の養生にもなります。体の内側から腎を補うことは、髪を美しくするだけでなく、脳を若々しく保つことにもつながるのです。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
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