金運アップの【寅の日】と【巳の日】の違いって？ラッキーアクションとＮＧ行動とは？

近年、一粒万倍日や天赦日以外に、吉日としてジワジワと有名になっている「寅の日」と「巳の日」。金運アップにいいらしい……ということはご存じの方も多いはずですが、その似ているようで結構大幅に違う日の特徴を知っている人は少ないのではないでしょうか。

そこで、今回は「寅の日」と「巳の日」の違い、そして開運につながるアクションと、できれば避けた方がよい行動を紹介いたします。

ちなみに、3月の残りの日数は3月27日（水）が寅の日（ただし、不成就日）、3月30日（土）が巳の日（ただし仏滅）です。

こちらの内容をぜひ、参考にしてみてください！

トラは財福の神様として有名な毘沙門天の使い

「寅の日」は金運招来日といわれていて、その理由は動物のトラの黄金色の美しい縞模様が、金運アップにつながり、さらに邪気を払う神聖な動物であると信じられていました。

さらに、財福の神様として有名な毘沙門天の使いともいわれていて、一晩で千里の道を駆け抜けるトラは、人々の願いごとを毘沙門天のかわりに聞いてまわったとか。

毘沙門天は日本では七福神としても名高い神様。さらに武神としても知られていて、鎧を身に着けていたり、武器を持つ像が多いそう。顔も険しく、強さで大切なものを守りため、戦いや勝利の神様とも考えられていました。

毘沙門天のご利益としては、金運、開運、商売繁盛、そして勝運（合格祈願）、健康長寿や厄除けなど。その使いとされているトラに由来する寅の日は、これらの開運にも繋がると考えられています。

ラッキーアクションとしては、宝くじの購入、お財布の新調、開業や開店、口座の開設なども◎。“勝ち取る”というようなイメージでパワフルになにかを始めるのにうってつけの日です。

また、トラは千里往って千里還るということわざがあるように、出て行ったものがまた戻ってくる象徴とされていて、高額なお買い物、投資なども◎。お金を使う日としても絶好のチャンスです。

さらに千里往って千里還るということは、無事に家に帰ってこられるとも考えられ、旅行の吉日でもありました。なので旅行も開運アクションです。

そして「寅の日参り」という言葉もあり、寅の日に毘沙門天にお参りすると、願いが叶うととも言われています。

逆にしてはいけないことは、「出て行ったものが返ってくる」ことから、結婚や葬儀。気になる人は避けたほうが無難でしょう。