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大人のおしゃれ手帖 10月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2022年10月号

2022年9月7日(水)発売
特別価格:1120円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

2022年10月号

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2022.09

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松之助オーナー・平野顕子さんの N.Y.からおすそ分け vol.7

平野顕子

ニューヨークのスーパーマーケット事情

スーパー発祥の地説があるニューヨークのスーパーマーケットは個性派揃ぞろいです。
私もスーパーマーケットは大好きで、散歩がてらリサーチがてら、近所のローカルなお店から、マンハッタンにある有名スーパーマーケットまでよくパトロールしています。
最近は値上げが激しすぎて、野菜もお肉もプライスを見るとゲンナリしますが、それでもあれこれ考えながら、調達するものや用途に応じてスーパーマーケットを使い分けています。

平野さんニューヨークは、野菜だけはどこのスーパーでもオーガニック野菜が買えるんです。
高級スーパーだけでなく、デイリー使いのスーパーでもしっかり並んでいます。
基本的には量り売りが多いので、食べ切れる分だけ調達できるのも助かります。

平野さん

カット野菜もこんなに色々なバリエーションがあります!

平野さんウクライナのカッテージチーズや瓶詰めのマッシュルーム、サーディンの缶詰やライ麦のパン、ベーコンなど、ほかでは手に入らないものがたくさんあり、夫婦ともに気に入っています。

バリエーション豊かなピクルス、ウクライナ料理のデリをちょっとづつ調達しておつまみにすることも♪

平野さん

平野さん

お気に入りの4大スーパーは
ZABAR’S、Trader Joe's、Whole Foods Market、シタレラ

ニューヨークでいちばん好きなのは「ZABAR’S」♡

平野さんここは魚の燻製屋さんからスタートした老舗グルメスーパーで、今も1934年開店の当時と変わらない場所で営業しています。
古くからニューヨーカーだけでなく、観光客にも愛され続ける老舗です。
「ZABAR’S」は世界でここ1店舗しかないんです!
高品質を維持するために、手を広げることなくここでしか買えないものを大事にしながら運営されている姿勢に、私もビジネスをするものとして共通の想いを感じ、魅かれています。

平野さん

ここに行くと必ず立ち寄るのが、中2階から2階のハウスウエアコーナー!
日本にはないキッチン雑貨や調理器具なども多く、ついつい見入ってしまいます。
セレクトショップでは見つけられないお手頃価格で可愛いキッチン雑貨も要チェックです。

「Trader Joe's」は自社ブランド商品が楽しい! 使える!

平野さん「Trader Joe's」はほかのスーパーとは一線を画しています。
25年ほど前に私がコネチカットに住んでいた時に初めて知りました。
たくさんのオリジナル商品が並んでいる陳列棚にとても驚き、日本にはないスーパーの雰囲気が楽しかったのを思い出します。
生鮮食料品の品ぞろえは少ないのですが、加工食品は自社ブランドのものがほとんどで、パッケージも可愛いのでお土産にも人気です。

平野さん

平野さん

冷凍食品もお惣菜やお菓子までさまざまな種類がそろっていて、お味もいいですよ。
手軽に使えるパンの生地やミニタルト、グルテンフリーの冷凍デザートなど、日本にもあればいいな、といつも思います。

ハワイでも大人気のオーガニックスーパー「WHOLE FOODS MARKET」

平野さんホールフーズはテキサス州オースティンから生まれたアメリカのスーパーマーケットで、オーガニック食品を全米に広げた立役者です。
オーガニック食品の品ぞろえはどこよりも豊富で品質基準も高くて有名です。
多少高くてもおいしくて安全な食品を食べたい人には最適。
日本にもファンが多いですよね。

平野さん

自分の好きな分だけ詰めて買えるシリアルやナッツ類も大人気! 私もよく使います。
サラダにドレッシングにちょっと加えたいという時に便利です。
そばにある専用のビニール袋に入れてチェックしてもらいます。

平野さん

平野さん

オリーブやピクルスもこんなに!
焼くだけで美味しい半調理食材のバリエーションもおすすめです。

「Citarella」はまさにグルメのセレクトショップ

平野さん質の高い鮮魚コーナーはマンハッタン随一かもしれません。
元々は魚屋さんだったこともあり、今でも新鮮なシーフードが売りのイタリア系高級スーパーです。
マンハッタンには現在3店舗あります。
牡蠣やムール貝などもちゃんと綺麗に掃除して、開いて下ごしらえしてくれます。

平野さん

シーフードと並んで人気なのがデリコーナーのお惣菜です。
とにかくバリエーションが豊富で、売り場も充実しています。
レストランで食べきれないような美味しいデリが少しづつ楽しめるのは嬉しいです。
ただ見ているだけでも、お料理のヒントがたくさんいただけます。

平野さん

パッケージに入ったものやシタレラ特製のパスタソースやディップも種類豊富で、ちょっと高めですがどれも優秀です。
デリは忙しいニューヨーカーにとって日常にも、イベントのおもてなし料理にも欠かせません。
ニューヨークの食卓はデリを上手に利用して、テーブルを彩る印象が強いです。

昨今の物価高に頭が痛い毎日ですが、ちょっと足を伸ばしてニューヨーク中のスーパークルージングするのは楽しいです。
スイーツやお料理に参考になるようなコーディネートや食べ合わせや素材合わせなど、行くたびごとに1つ2つ、何かしら発見があるのがたまりません。


平野顕子

料理研究家、スイーツ店「松之助」オーナー
京都の能装束織元の家に生まれる。47歳でアメリカ・東コネチカット州立大学に留学。17世紀から伝わるアメリカ・ニューイングランド地方の伝統的なお菓子作りを学び、帰国後、京都・高倉御池に「Café & Pantry 松之助」、東京・代官山に「MATSUNOSUKE N.Y.」と、アップルパイとアメリカンベーキングの専門店をオープン。京都と東京にはお菓子教室を開校。2010年、京都・西陣にパンケーキハウス「カフェ・ラインベック」をオープン。著書に『アメリカンスタイルのアップルパイ・バイブル』(河出書房新社)、『「松之助」オーナー・平野顕子のやってみはったら! 60歳からのサードライフ』(主婦と生活社)など多数。プライベートではひとまわり以上年下のイーゴさんと再婚し、サードライフを過ごす。

hiranoakiko214

text/Emiko Yashiro(atrio)
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