美文字テク「漢字」をちょっと上手に書くためのヒント
「45度」「ハライは筆のように」
季節のごあいさつやお礼状、芳名帳など「字がきれいに書けたら」というシーンが大人にはたくさん。
でも「正しい書き方」を知れば、字は劇的にうまくなります。短時間で効率よく習得するテクニックをご紹介します。
教えていただいたのは・・・
ペン字講師
阿久津直記先生
SIN SHO NET代表。「小学校で学ぶ書写を大人に解説する」ことをテーマにセミナーを実施。『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』など著書多数。http://www.sin-shonet.jp
ポイント 06
書き出しは斜め45度
日本語の書写は毛筆文化が始まり。毛筆では斜め45度くらいに筆を置いて書き始める「起筆」という書き出しがあり、それをペンでも再現することがポイント。
一文字に1、2か所、左ハライや字の上部に始点のある縦線、短い縦線につけるとカッコよく決まります。

2画目の縦線も筆跡をつけてから下に伸ばして3画目を書きます。
ポイント 07
ハライは筆で書くイメージ
ハライは漢字を正しくきれいに書くために必要な点画です。
長すぎても短すぎてもきれいに見えません。
左右にハライがある「文」「天」「東」などは、筆で書くイメージで左右を揃え、さらにアクセントをつけるとバランスよく整います。

ハライのない字はメリハリがなく美しく見えません。
漢字の延長と考えてカタカナ
カタカナは漢字の一部を取り出して簡略化したもの。
ここまでのページで漢字を正しく書くコツをつかんでいれば、すぐにきれいなカタカナがマスターできます。
文章を書くとき、漢字よりも一回り小さめサイズに書くと、画数の多い漢字とのバランスが良くなり、読みやすくなります。
illustration: Shizuka Ishizaka text: Sachiko Tamura
大人のおしゃれ手帖2026年5月号より抜粋
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