【木村多江さんが巡る新宿の名店】vol.1
『名曲・珈琲 新宿らんぶる』
50代のぶらり街歩き
記事公開日
老舗喫茶や名建築を巡れば、そこにはレトロとモダンが交差する、新宿の歴史を垣間見せる景色が。
木村多江さんとともに、時空を旅するような街歩きへ。
創業時の椅子が語る、遠い日の物語。
シャンデリア煌めく大空間で、タイムスリップしたような休息を
セピア色の時間が流れる純喫茶
Shinjuku Lʼambre〈名曲・珈琲 新宿らんぶる〉
東京都新宿区新宿3-31-3
9:30~23:00 無休
☎︎ 03-3352-3361
「誘われるように階段を下りていくと、地下には別世界が広がっていて、まるでタイムスリップしたようです」。
そう木村さんが語るのは、名曲喫茶の草分け的な存在として1950年に誕生した、新宿を代表する老舗喫茶店「名曲・珈琲 新宿らんぶる」。
1955年に現在の新宿三丁目へと移転し、多くの人に愛され続けています。
店内に入り、地下へ降りると、まず圧倒されるのは、約200席を擁する広い空間。
地下1階と2階が吹き抜けになった開放的な造りで、新宿の喧噪が嘘のようなゆったりとした空気が流れています。
シャンデリアが灯り、深紅のソファが並ぶクラシカルな内装は、旅行好きだった創業者が、客船をイメージして設えられたもの。
現在、使われている椅子やテーブルは、創業当時から受け継がれているそうで、長い月日を重ねた老舗ならではの味わいを感じさせます。
喫茶店としてはめずらしく23時まで営業しているので、日中にひと息つきたいときはもちろん、夜にゆっくり余韻を味わいながら過ごしたいときにもぴったりです。


TAE KIMURA
東京生まれ。舞台活動を経て、1996 年にドラマデビュー。現在、幅広いジャンルで活躍中。最新出演作に映画『Never After Dark』(6月5日公開)。7月3日より紀伊國屋ホールにて、初主演となる舞台『わたしの書、頁を図る』(作・演出:小沢道成)への出演を控える。
〈木村多江さん出演中の舞台〉
紀伊國屋書店創業100周年記念公演
『わたしの書、頁ページを図る』

やがて慶太の撮影は、常連客たちも巻き込んでいき訪れる常連客の様子からその人の日常を想像しつつ、日々を過ごしていた図書館職員の柳沢町子(木村多江)。
ある日町子は、自主映画を撮っているという岸口慶太(味方良介)から、撮らせてほしいと頼まれる。やがて慶太の撮影は、常連客たちも巻き込んでいきー。
作・演出・美術:小沢道成
出演:木村多江 味方良介
光嶌なづな 中井智彦
坂口涼太郎 猫背 椿
公演中~7月19日(日)
紀伊國屋ホール
photograph: Isao Hashinoki[nomadica] styling: Nakako Ikeda hair & make-up: Yukie Shigemi text: Hanae Kudo
大人のおしゃれ手帖2026年7月号より抜粋
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