【更年期世代を元気に! 50代の「応援めし」】
ゆらぎ世代の疲労回復レシピ
ビタミンB1が豊富「豚バラと卵のニンニク炒め」
むくみ解消にも「なすと油揚げのみそ汁」vol.19
月刊誌『大人のおしゃれ手帖』の読者組織「ミモザ会」の公式ブロガーによる『ミモザ会ブログ』。
今回は、食のトレーナー、原田マチ子さんによる、更年期の女性の健康を考えた「応援めし」をお届けします。
こんにちは。
食のトレーナー、原田マチ子です。
50代、更年期世代の体を整え、元気を応援する「応援めし」。
あっという間に5月が過ぎ、夏のような暑い日が急に続くなど、気温の変化に体がついていかず、「朝が起きられない」「体が重い」「つい座ってばかり」「無理がきかない」という方も多いのではないでしょうか。
これから梅雨に向かう6月、そういった「なんとなくの疲れ」を感じることが多くなる季節です。
更年期世代にとって心地よく過ごすためにも、日々の疲れを見逃したり、放置しないようにしたいものです。
原因は自律神経とホルモンの揺らぎ
この時期の不調の大きな原因の一つが、「自律神経の乱れ」です。自律神経とは、呼吸・体温・血流・胃腸の働き・睡眠など、自分の意思とは関係なく体をコントロールしてくれている神経のこと。活動モードの「交感神経」と休息モードの「副交感神経」がバランスをとりながら働いています。
そこに重なるのが、更年期世代特有の女性ホルモンの変化です。女性ホルモンの一つである「エストロゲン」は40代後半から減少しはじめ、更年期には大きく低下していきます。エストロゲンには、女性らしさを保つだけではなく、心や体の健康を支える役割があります。
骨を丈夫にする、肌の潤い、健やかな血流を保つ、幸せホルモンセロトニンの働きを助ける。そして自律神経を安定させるなど、全身に深く関わっています。
特に関係しているのが、脳の「視床下部(ししょうかぶ)」という部分です。自律神経・ホルモン・体温調節をコントロールする“司令塔”のような場所で、エストロゲンが急激に減少すると、この視床下部が混乱し、自律神経にも影響を与えてしまいます。そのため、急に汗が出る、イライラする、疲れやすいなどの不調が表れやすくなります。
また、自律神経が乱れると血流も悪くなりやすく、肩こりやむくみ、冷えにつながることが。つい頑張ってしまう世代ですが、無理をして整えようとするのではなく、毎日の食事や睡眠、入浴などできることから少しずつ見直すことが大切です。
栄養はしっかりの「簡単ごはん」のすすめ
疲れている日は、「簡単にできるごはん」でいいのです。疲労回復のための栄養をしっかりとることができて、身近な食材で、調理もフライパンひとつでパパッとつくれるもの。
今回ご紹介のレシピは、メインでは豚肉を使います。豚肉は疲労を回復してくれる栄養素「ビタミンB1」が豊富に含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるために欠かせない栄養素です。薬味として合わせるニンニクには、「アリシン」というビタミンB1の吸収を効率よく助ける成分が含まれています。
そして「みそ汁」は、体を温めることで、気持ちがホッとして、精神的に落ち着く効果もあります。今回は、なすを使いましたが、なすにはカリウムが含まれているため、体の余分な塩分を排出する作用があります。むくみやだるさを感じやすいこれからの季節に最適です。
雑穀ご飯にはビタミンやミネラル、食物繊維が含まれています。しっかり咀嚼しながら食べると疲れた胃腸の回復に役立ちます。
*次ページでは、疲労回復のための簡単レシピ2品をご紹介します
この記事を書いた人
食のトレーナー原田マチ子
私自身も50代、体の変化を実感中。更年期世代のダイエットから、強くなりたいジュニアアスリートまで食の力で全力サポート。元気になる「応援めし」を発信しています。
Instagram:@ouen_meshi
Website:https://longtrip-support.com
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