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大人のおしゃれ手帖 12月号

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大人のおしゃれ手帖
2024年12月号

2024年11月7日(木)発売
特別価格:1650円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2024年12月号

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内田彩仍さんの住まいの整理
「大切な人とのこれからのために」やっていることとは?

大人のおしゃれ手帖編集部

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年を重ねていく自分をポジティブに受け止め、今の日々を快適に過ごすために――。
内田彩仍さんが暮らしを見直すなかで、思い切ってやめたこと、そして新たにはじめたこと。
自分や家族を慈しみながら、心地よく暮らすためのヒントが満載です。

お話を伺ったのは・・・
内田彩仍さん
福岡県在住。夫、愛猫と暮らす。ていねいな暮らしぶりや素敵な着こなしが注目を集める。『いとおしむ暮らし』『家時間』『幸せな心持ち』など著書多数。新刊に『変えること変わらないこと』(主婦と生活社)がある。


会いたい人には、素直に会いに行く

人付き合いに対する考えも、年を重ねるにつれて変わるもの。

「私は人見知りで、尊敬する人や好きな人に会うと緊張して話せなくなるんです。だからあえて会わないようにしていたのですが、最近はその考え方をやめようと思って。本当は会いたかったのにな……と後悔するより、思い切って行動した方がいい。
今までの私では考えられないのですが、急に思い立って大阪まで人に会いに行ったりするようになりました。恥ずかしい思いをしても、時間が経てばみんな忘れてしまうだろうなって(笑)」 

そうした行動力は、親しい友人に対しても発揮されるように。

「声が聞きたいな、と思ったら遠慮せずに電話するし、『今忙しいの』と言われたら、『わかった、切るね』と言えばいいだけのこと。人付き合いでも気を使いすぎない方がいいんだな、とおおらかに考えるようになりました」


家事はでひとりで全部やらず分担するように

家事はでひとりで全部やらず分担するように将来、もしどちらかがひとりになっても困らないように、家事は夫婦で分担。
「家事はほとんど私が引き受けていましたが、私が足を痛めたのを機に、夫がアイロンがけや床拭きを担当してくれるように。夫が作業しやすいように、温度をわかりやすく表記したアイロンを購入。家事は毎日のことなので、できなくなると気持ちも落ち込むもの。夫もある程度は家事ができるとわかれば、年を重ねても不安を感じずに過ごせます」

ふきんをやめてペーパーで代用

ふきんをやめてペーパーで代用以前は掃除用のふきんやウエスをストックしていましたが、ペーパータオルを使い捨てるスタイルに変更。
「こぼしたお茶やコーヒー、油汚れを拭くときも、漂白や洗濯の手間を考えず、気兼ねなく使えます。冷蔵庫も除菌用ウエットティッシュで掃除するようにしたら楽になり、夫もテーブルやキッチンを率先して拭いてくれるように」

年末の大掃除はふたりで一緒に

年末の大掃除はふたりで一緒にひとりでしていた大掃除も、一軒家に移ったのをきっかけに夫婦で一緒に取り組むように。
「手の届かない場所やテラス、屋根、土間の掃除はひとりでは無理。なによりふたりでやっていると楽しくて、去年はお正月になっても掃除をしていました(笑)。きれいに掃除して迎えるお正月は気持ちがいいね、と夫とも話しています」

季節の便りは年賀状だけ出すように

季節の便りは年賀状だけ出すようにまめに出していた暑中見舞いやクリスマスカード、折々の手紙を送る習慣はやめて、年賀状だけに。
「まわりも忙しい方が多いので、『返事を書かなきゃ』と負担をかけてしまいそうなので、思い切ってやめました。ただ年賀状だけは、『今年も元気でやっています』と報告も兼ねて続けることにしています。時間がままならないときは30年来の付き合いになる友人ともなかなか会えませんが、簡単なメールを送り合うようにしています」

朝食はあれこれ作らずに毎朝同じものに

朝食はあれこれ作らずに毎朝同じものに今日はフレンチトースト、今日は和食……と毎日違うものを作っていた朝食は、メニューを固定して簡略化。
「前は夫婦で朝食をとる時間が楽しくなるように……とあれこれ工夫していたけど、メニューに凝らなくても、朝ごはんはおいしく感じられます。準備に時間がかからなくなった分、夫婦でゆっくり過ごす時間も増えました」

家族で使う収納はここにあるとわかるように

家族で使う収納はここにあるとわかるように以前は「開けたときも気持ちが上がるように」と整えていた引き出しや収納箱。
「今は『ここにあるとわかればいい』と割り切り、細かく仕切ったり、きれいに並べることはやめています。とくに家族で使う日用品は、ボックスにざっくり入れるだけの収納法に。きっちりしなくなった分、夫も気楽に収納できているようです」

食材のストックはIKEAのワゴン3台分だけ

食材のストックはIKEAのワゴン3台分だけストック食材は、「万が一ライフラインが止まっても、夫婦ふたりが2〜3週間は過ごせる量だけ」と決め、ワゴン3台にストック。
「夫が見たときにすぐに中身がわかるよう、ワゴンの正面にはラベルを貼っています。「多すぎると管理も面倒だし、食べきれず賞味期限切れになることも。今の私たちには、この量がちょうどいいんです」


撮影/大森今日子 文/工藤花衣

大人のおしゃれ手帖2023年12月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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  • ふきんをやめてペーパーで代用
  • 年末の大掃除はふたりで一緒に
  • 季節の便りは年賀状だけ出すように
  • 朝食はあれこれ作らずに毎朝同じものに
  • 家族で使う収納はここにあるとわかるように
  • 食材のストックはIKEAのワゴン3台分だけ

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