銀座 日本料理「六雁」に教わる 「茄子フライ 三杯酢」
茄子フライ 三杯酢
深みのあるおいしさを湛えた秋野菜が旬を迎えます。
素材の味を引き出す巧みな一品を、野菜料理の名手に教わりました。
「茄子フライ 三杯酢」をご紹介。
ふくふくとした秋茄子はまるごと細かいパン粉をつけてフライに。
しっとりと油がしみて、とろりとしたおいしさに。
材料(2人分)
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茄子
2本
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薄力粉
適量
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卵
全卵1個
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パン粉
適量
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三杯酢
大さじ1
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揚げ油
適量
【三杯酢】(作りやすい分量)
鰹だし汁80mL/濃口しょうゆ80mL/みりん 80mL/砂糖20g/酢80mL
*三杯酢は酢の物、あえ物に重宝。
残りは熱湯消毒した瓶に詰め、冷蔵庫で5日ほどで使い切る。
作り方
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茄子のヘタから下の皮をピーラーでむき、あくを抜いて水気をふく。
〈POINT〉
茄子は皮ごとだと、衣がきれいにつかずはがれてしまう。
皮をむき、10%の塩水にさらしてあく抜きしてから、表面の水気をキッチンペーパーでふきとる。
このひと手間が秘訣。 -
1に薄力粉、溶き卵、パン粉を順につける。
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三杯酢を作る。酢以外の材料を火にかけ、沸騰する直前で火を止め、酢を入れる。
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油を170~180℃に熱し、2を表面に焼き色がつくまで揚げる。
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4を3にくぐらせて器に盛る。お好みで辛子を添えても。