① 50代更年期の「冷えのぼせ」対策|頭寒足熱をつくるセルフケア&薬膳
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熱を下げる「頭寒足熱」ボディケア|かかと落とし・足湯のやり方

頭寒足熱をめざすには、頭部に浮き上がっている陽気を下へと引き降ろすことがカギとなります。方法はいろいろありますが、まずは次に紹介する即効性のある養生法で、今現在つらく感じるのぼせや冷えのぼせをやわらげていきましょう。
◉かかと落とし+脚のなで下ろし
物理的に陽気を下へ降ろす方法として「かかと落とし」があります。背筋を伸ばしてつま先立ちになり、ストンとかかとを床に落とす動作を10回ほど繰り返しましょう。1秒に1回程度のゆっくりとしたリズムで、無理のない力加減で行ってください。かかとに向かって落ちる重力と振動によって、頭部の陽気が下へストンと降りてきます。
あわせて「脚のなで下ろし」も行うとより効果的です。脚の前面と外側には、エネルギーが上から下に流れている「経絡(けいらく=エネルギーの通り道)」が走っています。この経絡の流れに沿って脚を上から下へとなで下ろすことで、かかと落としで降りてきた陽気を足先までめぐらせる助けとなります。椅子に座り、両手のひらをひざの上から外側にかけて置き、そこから外くるぶし、足首、足の甲、つま先に向かって脚の前面~外側を上から下へと数回なで下ろしましょう。
◉足湯+首元を冷やす
夜のリラックスタイムや強いのぼせ・ほてりを感じたときは、足湯をしながら首元を冷やすといいでしょう。洗面器に38〜40℃のぬるめのお湯を2Lほど入れて足湯をすると、停滞していた下半身の血流が促進され、頭部に昇っていた熱を足元へと引き降ろすことができます。お湯がぬるくなったら新しいお湯に替えて、15分程度行うといいでしょう。お湯にサンダルウッドやヒノキなどのウッディ系の精油を加えるのもおすすめ。これらは大地に根を張る樹木の香りで、エネルギーを下向きに静めて落ち着かせる「沈降(ちんこう)」の作用があります。ただし精油は肌に触れて負担にならないよう、大さじ1杯程度の天然塩と精油1〜2滴をよく混ぜ合わせてから、お湯に溶かしてください。
そして、足湯をしながら冷たい水で絞ったおしぼりをうなじに当てて頭部の熱を冷ましましょう。首元を冷やす時間は3~5分程度に。足湯と組み合わせることで頭部の熱が足元へと下がりやすくなり、頭寒足熱に近づきます。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
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