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大人のおしゃれ手帖 9月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2026年9月号

2026年8月6日(木)発売
特別価格:1790円(税込) 
表紙の人:石田ゆり子さん

2026年9月号

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【季節の東洋医学】酷暑を乗り切る50代の『秋収』習慣。夕暮れどきの内向き養生で心身を整える

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自分を慈しむ。立秋から始める「引き算」の暮らし方3つのヒント

秋の「収束」には、いろんな意味が含まれています。例えば、夏の太陽エネルギーが秋の実りとなることからこれまでの経験が成果となって現れる、無形のものが有形に変化する、曖昧だったものが明確になる、など。そんなイメージをふくらませて、立秋からは次のように「収束」を意識してみてください。きっと内面的な実りにもつながっていきます。

◉「広く浅く」から「狭く深く」へ
春や夏は興味の赴くままにいろんな場所へ出かけたり、いろんな人に会ったり、いろんなものを見たり聞いたりと、アクティブに活動する場面が多かったと思います。そのさまざまな体験を思い返して、特に興味が湧いたものや刺激を受けたこと、よく気が合った人などをピックアップしてみてください。そして秋からは、それらをより深く知る、深く味わうべく行動してみましょう。例えば、春や夏に観て感動した映画があったら、秋以降はその映画監督のほかの作品や関連作品を芋づる式に鑑賞して感動を深めていく。刺激を受けた人がいたら、秋以降はその人とより深くコミュニケーションをとってみる、興味が湧いたテーマがあったら、そのテーマで「読書の秋」を楽しむ、といった具合に。「広く浅く」から「狭く深く」へと「収束」することで、きっと心が豊かになる実感を味わえるでしょう。

◉「足し算」から「引き算」へ
春や夏は新しいことにチャレンジしたり、「いいな」と思ったものを手に入れていったりと、生活に「足し算」をすることが多かったのではないでしょうか。そこで秋からは、自分に本当に必要なものだけを残して不要なものは手放していく「引き算」を意識してみましょう。よくよく吟味すると実はなくても困らないもの、持っているとメンテナンスなどの手間が増えているもの、トレンドにつられて購入したけれど自分には合っていなかったものなど、意外といらないものが身の回りに潜んでいるかもしれません。そういうものを一つひとつ削ぎ落として「収束」することは自分と向き合う作業にもなり、自分にとって本当に必要なもの、大切なものが明確になっていくはずです。

◉「他人の評価」から「自分の価値観」へ
外出の機会が多い春や夏は多くの人と接する機会も多いために、キレイだと言われたい、流行に敏感だと思われたい、頑張っていると褒められたい……などの「他人の評価」を意識してしまいがち。しかし秋からはできるだけ他者の目線を忘れて、自分が本当にいいと思うもの、好きでたまらないものに焦点を当て、それらをじっくりと楽しんで深堀りしてみるのもいいでしょう。「自分の価値観」に忠実になることで自分らしさが磨かれて、それが結果的に他人から見た魅力にもつながっていくことでしょう。

こうした精神面の「収束」を意識すると、自ずと体も「収束」へと向かいやすくなります。さらに東洋医学の知恵で、体のベクトルも内向きに「収束」させていきましょう。

この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/

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