【50代の指のこわばり・痛み】更年期の手をいたわるやさしいケア
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更年期によくみられる手指の病気
手指に不調が生じる病気のうち、更年期の女性が発症しやすいものをまとめました。

指の変形性関節症
手指の関節に痛みや腫れ、変形が生じる病気です。症状が第一関節に出る「へバーデン結節」、第二関節に出る「ブシャール結節」、親指の付け根に出る「母指CM関節症」があります。
● へバーデン結節(症状が第一関節に出る)
● ブシャール結節(症状が第二関節に出る)
● 母指CM関節症(症状が親指の付け根に出る)
「へバーデン結節」と「ブシャール結節」の原因は不明ですが、更年期以降の女性に多発するほか、手指をよく使う人に多いのが特徴です。「母指CM関節症」は加齢や手指の使い過ぎが原因と考えられています。
治療はいずれもテーピングなどによる固定や薬物療法が基本です。症状が強い場合は手術をすることもあります。
腱鞘炎(けんしょうえん)
指は骨と筋肉をつなぐ腱のはたらきによって曲げ伸ばしができます。腱や腱のまわりにある腱鞘が炎症を起こし、痛みや腫れが起こる病気を腱鞘炎(けんしょうえん)といいます。症状が指に出る「ばね指」と、手首の親指側に出る「ドケルバン病」があります。
● ばね指(症状が指に出る)
● ドケルバン病(症状が手首の親指側に出る)
「ばね指」は指を動かそうとするとばねのように跳ね上がる「ばね現象」が起こります。「ドケルバン病」は親指を広げたり、動かしたりすると強い痛みが生じます。
いずれも手指を酷使する人がなりやすい傾向にあります。ほかに、更年期の女性や妊娠中・産後の女性に多発することから、女性ホルモンが関連していると考えられています。
治療はシーネ固定(添え木を患部に当て包帯で固定する処置のこと)を含む患部の安静、投薬、ステロイド注射などがあります。改善しないときや再発を繰り返す場合は手術をすることもあります。
手根管症候群
手首の内側にある手根管という組織に炎症が起こることで神経が圧迫され、痛みやしびれ、こわばりが生じる病気です。手を振ったり、指を曲げ伸ばししたりすると楽になるのが特徴です。
原因不明のものが多いですが、更年期の女性や妊娠中・産後の女性に多くみられることから女性ホルモンが関連していると考えられています。ほかに、手を酷使する人や糖尿病の人がなりやすい傾向にあります。
治療はシーネ固定を含む患部の安静、投薬、ステロイド注射などがあります。改善しない場合は手術をすることもあります。
関節リウマチ
関節リウマチは免疫に異常が生じ、自分自身の細胞や組織を攻撃してしまうことで炎症や痛みが起こる病気です。手足の関節で起こりやすく、炎症が続くと関節が破壊され、変形して動かなくなります。
関節の痛みや腫れのほか、微熱や倦怠感、食欲不振などの全身症状がみられることもあります。発症のピークは30代~50代で、男女比 は1:4と女性に多くみられます。
治療は薬物療法が基本です。早期に発見して適切な治療を行うことで症状をコントロールし、関節破壊の進行を防ぐことができます。
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