【時短家事】
小さなストレスを減らす!
食事の準備・片付けのアイデア6選
家事のキャリアが長い大人世代は、自分なりの家事の方法があるでしょう。
けれども、自分の体や気持ち、家族の状況はずいぶん変わっているはず。
それに合わせて家事も、より省エネで快適な生活が維持できる方法に、シフトしていきましょう。
ラクに時短ができる家事のコツや考え方のヒントを、本間朝子さんに教えてもらいました。
教えてくれたのは・・・
知的家事プロデューサー
本間朝子さん
時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。テレビ出演、雑誌や新聞などの連載のほか、著書も多数。近著に『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)がある。
効率化と家事シェアで小さなストレスを減らして
食事の準備や片付けは1日3回もあるので、ここを見直せば家事の負担はかなり減らせます。
「いつもいっしょに使うものは、まとめておくのが基本。
たとえば、炊飯器の置いてある下の引き出しや棚に、しゃもじ、茶わん、保存容器を縦一列に配置しておくと、用意から余ったご飯を保存容器に入れるまで、作業が一気に済みます。
また、家族もわかりやすいので、家事シェアにも取り入れやすいと思います」
お茶碗、お椀、箸は人別ではなく、すべておそろいのものに。
どれが誰のものかを考えたり、ペアの箸を探したりする、小さなストレスから解放されます。
【やり方】
一緒に使うものはまとめてセットに
カトラリー類は「食堂形式」に
電子レンジ内そうじは濡れタオルをチン
1プッシュで4人分洗える「泡洗い」
【予防】
グリルは酢を塗ると後片付けがラク
【道具】
排水口のフタをステンレス製のものにチェンジ
排水口の菊割れゴムは、ぬめりが発生しやすいのもの。
市販のステンレス製のものにチェンジすると、ぬめりにくく、カビも生えにくくなります。
これで買い忘れなし! ストック管理術
なくなっても多すぎても困るストックは、補充のルールを決めておくとラク。
家族にもルールを伝えておくことが大事です。
マジックで印をつける
スマートスピーカーを使う
補充すべきものは、すぐに買い物リストへ。
「私はアレクサの買い物リストを使っています。『○○を入れて』と話しかけるだけで、スマホと情報が共有できて便利です。
家族も積極的に買い物リストに入れてくれるので、ストック管理がラクになりました」
音声を認識し、情報記録や家電操作を行う「アレクサ」を搭載したスマートスピーカー。
エコードットウィズクロック¥8,480(編集部調べ)/アマゾン https://www.amazon.co.jp
撮影/古家佑実[SORANE] イラスト/はまだなぎさ 文/寺本 彩
大人のおしゃれ手帖2023年6月号より抜粋
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