エディター・マシロの「あつまれ! 美韓男子」vol.3
寒い冬、側に居て欲しい「ナム・ジュヒョク」
昨今、世界的にも注目されている韓国エンタメ界。BTSをはじめとするアイドルから、映画『パラサイト』のオスカー受賞、そしてNetflixドラマ『イカゲーム』のグローバルヒット……などなど、息をつく間もなく次々と素晴らしいコンテンツ、そしてそれに出演する魅力的な俳優たちが誕生していて、トキメク気持ちが大渋滞必至です。
まだ、韓国ドラマを見たことがない方はもちろん、最近の韓国ドラマを追えていないかもという方は、ここで気になる韓(ハン)男子を発掘して、ホクホクした気持ちをゲットしてみては。日々の暮らしに潤いをもたらしてくれること請け合いです。
今回ご紹介するのは、Instagramの投稿数が少ないにも関わらず1884万人(2023年11月20日現在)のフォロワーを持つ俳優のナム・ジュヒョク!
大抜擢主役~ラブコメ出演でのアイドル時代。酸いも甘いもかみ分けた演技にビビビ!
ナム・ジュヒョクは188㎝の長身と超絶バランスのプロポーション、そして黒目がちな柴犬フェイスを活かし2013年にモデルとしての活動を始めました。
2016年にドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』で主人公の相手役として出演した後、『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』にも主演。華々しく俳優デビューを飾ります。しかし、次の主演作『ハベクの新婦』というファンタジードラマは視聴率が3%以下と盛大にコケ、彼の黒歴史として刻まれます。
筆者的に、彼のここまでの作品を見てきてピンと来ることはなく、いわゆるアイドル俳優なんだね〜程度の認識だったのです。しかし、次回作『まぶしくて』で、彼への思いが一気に加速しました。
この作品はファンタジー・ラブコメ的な仮面を被りながら、韓国軍事政権下で苦しみながら人権を取り戻すべく戦った人民を描くヒューマン系のドラマでもあります。
この作品で、韓国を代表するレジェンド大女優 キム・ヘジャと、ベテラン女優 ハン・ジミンという超技巧派女優たちとの共演で、ナム・ジュヒョクの俳優としての質が急上昇したと感じました(※あくまでも個人的な感想です)。
——ビハインドシーンからナム・ジュヒョクからキム・ヘジャへの敬意が感じられます。
この記事のキーワード
萬代悦子(マシロエツコ)
エディター/ライター萬代悦子
ポン・ジュノ監督の映画『殺人の追憶』で韓国ノワール映画の虜に。その後、遅ればせながら2019年に『愛の不時着』で韓国ドラマの凄さを知る。最推しドラマは『マイ・ディア・ミスター』『私の解放日記』『ムービング』。最近は韓国現代アートにも興味津々。