【疲労回復レシピ】
山田奈美さんの 「坦々うどん」
年齢による体の変化や昨今の猛暑により、体調がいまひとつ……という人も多いのでは?
いつも健やかなあの人に、疲れた体を整えるために取り入れている、とっておきのレシピを教わりました。
教えてくれたのは・・・
山田奈美さん
薬膳・発酵料理家。「食べごと研究所」主宰。神奈川県・葉山町のアトリエ「古家1681」で薬膳料理や発酵食のワークショップを開催。インスタグラム @nami_yamada.tabegoto
代謝を上げて夏に不足しがちな「気」を補います
薬膳の考えを日々の食事にも取り入れている山田奈美さん。
「もともと冷えやすく、肩や首が凝りやすい体質」という山田さんが心がけているのが、代謝を上げ、血の巡りを促す食事。
「朝は紅花を入れた白湯を飲み、暑い日も冷たいものはとらないようにしています。子どものリクエストで冷たい麺にするときも、しそやねぎなどの薬味をたっぷり入れて、調整しています」
夏バテを防ぐためには、「気を補う食材」をとることも大切。
「汗で気やミネラルが流れ出ると、夏バテしやすくなります。疲れたらお肉やごま、しいたけなど気を補う食材で、不調を長引かせないようにしています」
そうした食材を一皿でとれるのが、辛みのある肉味噌をたっぷりのせた、この「担々うどん」。
「体がむくんだり、頭がだるいときは、発汗作用のある唐辛子をとるとスッキリします。好みで、胃腸の働きを整える卵を入れるのもよいでしょう」
小腹が減ったときは、台湾のお茶請けとして知られる「茶梅」をおやつ代わりに。
「茶葉には疲れや睡眠不足によるイライラを鎮めて、気持ちを安定させる効果も。はちみつやお茶の種類によって味が変わるので、好みの組み合わせを探すのも楽しいですよ」
担々うどん
材料[ 2人分 ]
作り方
1
中華鍋を中火にかけ、ごま油を入れて豚肉、にんにく、しょうがを炒める。
肉の色が変わったら豆板醬、しょうゆ、みりんを加え、汁気がなくなるまで炒めて取り出しておく。
2
1の鍋にしいたけだしとしいたけを入れ、Aを加えて中火にかける。
沸いたら弱火にして豆乳を加え、沸騰しないように気をつけながら温める。
3
ねりごまを溶かし入れたら、すぐに火を止める(溶けにくい場合は2の煮汁を取って溶いておく)。
4
スープを作っている間にうどんをゆでて水気をしっかり切り、器に盛って3のスープをかける。
1の肉味噌、きゅうり、しそ、ねぎをのせ、炒りごまをふってラー油をまわしかける。
+ Recipe
「台湾茶梅」
撮影/砂原 文 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2023年9月号より抜粋
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