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2024年11月号

2024年10月7日(月)発売
特別価格:1480円(税込) 
表紙の人:西田尚美さん

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【デリケートゾーンケア】50代からでも間に合う! 正しい洗い方

大人のおしゃれ手帖編集部

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50代女性は、女性ホルモンの分泌が低下する影響でさまざまなトラブルが発生。
それはフェムゾーンもしかり。なかなか人に聞けなかった正しいケア方法や疑問を
産婦人科専門医の高橋しづこ先生に教えてもらいました。

教えてくれたのは・・・
産婦人科医
高橋しづこ先生
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。3人の子どもの出産経験から、産前産後~更年期世代の女性の体と向き合っている。東京大学大学院医学系研究科の非常勤講師、東京・渋谷の、はらメディカルクリニックにて診療も行う。


タブー視されてきたけれど 大人世代こそ知るべきケア

50代の読者にフェムゾーンについてアンケートを実施した結果、フェムゾーンの悩みを抱えたことがある人が半数を超えていました。

多い順から、かゆみ、ニオイ、おりものと続いていますが、高橋先生も「更年期世代の三大悩みともいえる」とのこと。

「50歳前後になると、女性ホルモンの分泌が急激に減少します。その影響で顔や体など、肌の乾燥の深刻さが増した人もいると思いますが、フェムゾーンも同様に潤い力が低下。
乾燥してかゆみを伴うという人は増えます。腟内の健康を維持するために存在する腟内フローラ(ラクトバチルス)は、多いときで善玉菌は75%ほど存在していたのに対し、閉経後は50%ほどに減少。
減少することで腟内での自浄作用が働きにくくなり、雑菌が繁殖しやすい状態に。それがニオイやおりものの変化の原因となります」
 
女性なら誰にでも起こりうるフェムゾーンの悩みですが、その不快な症状に対して読者にどのようなケアをしているか聞いてみると、ほとんどの人が「特に何もしていない」とのこと。
先生曰く、悩みがあるからと婦人科に来る人は少なく、女性検診などをきっかけに通院を始める人がほとんどなのだそう。

そういう人に共通しているのが、「自分のフェムゾーンを触ったことも見たこともない」ということ。
自分のフェムゾーンを知ることは、健康を維持するうえでも大切なことだと言います。

「目で見なくとも、毎日お風呂で洗うとき、お風呂から上がって保湿するときに手指で細部まで触ることで、変化や異常に早く気づけることも。
世代的にも見たり触ったりすることに抵抗があるかもしれませんが、何気なく行う洗浄や保湿を意識的に行ってみるだけで、フェムゾーントラブルは解消されていくと思います」

フェムゾーン悩みについて読者に聞きました! 

読者アンケート結果(n=213)

Q1. フェムゾーンについて悩んだことはある?

Q2. フェムゾーンの悩みはどんなこと?

Q3. フェムゾーンをケアするために使っているもの・実践していることは?

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大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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