更年期の梅雨はなぜ2倍寝苦しい?「体を冷やさない夏野菜」と睡眠前5分の新習慣で朝まで熟睡
梅雨の夜はムシムシしてなかなか寝つけないもの。しかも実は、更年期はほかの世代に比べてとりわけ寝苦しくなるってご存知でしたか?
そんな梅雨の夜の睡眠の質を高めるには、薬膳が最適。旬を迎えた夏野菜をとり入れて、快適な睡眠を手に入れましょう!
なぜ梅雨の夜は寝苦しい?更年期世代が「2倍」眠れなくなる理由
だんだんと蒸し暑くなり、なかなか寝つけない夜も増えてきましたね。梅雨の時期は寝苦しくなるのも悩みのひとつですが、なぜ寝苦しくなるのかと言うと、高い湿度によって体内の熱が外へ発散されにくくなることが原因です。
通常、人間の体は寝る時間が近づくと体の熱を外に逃がすために手足から発汗し、その汗が蒸発する際の気化熱を利用して深部体温(内臓などの体の中心の温度)を下げようとします。深部体温が下がると自律神経がリラックスモードになり、眠りにつきやすくなるのです。しかし梅雨の時期は湿度が高く汗が蒸発しにくくなるため、体内に熱がこもって深部体温がなかなか下がらず、結果、寝つきが悪くなったり睡眠が浅くなったりしがちなのです。
東洋医学では、不調の原因となる過剰な湿気を「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。そして梅雨のように湿気が多い季節は、湿邪は外気に存在するだけでなく、体の内側にも発生していると考えられています。また、湿邪は熱と結びついて「湿熱(しつねつ)」と呼ばれる状態にもなりやすく、高温多湿なこの時期は湿熱が体内にこもりがちになります。
これだけでもつらい状況なのですが、さらに更年期世代は体内の潤い(水分)が不足気味な「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる体質であることが多く、体の熱が抑えきれずにほてりやすい傾向が。そして陰虚体質の場合、特に夜寝るときにほてりやすくなるのですが、湿度が高いこの時期はそのほてりの熱が冷めにくい状態に。つまり、深部体温が下がりにくいうえにほてりも冷めにくくなるために、より一層強く熱がこもって寝苦しくなりやすいのです。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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