50代は今すぐチェック!
「8つの脳番地別」脳の若返り術
「しようとしていたことを忘れた」「言葉が出ず、アレ、ソレと言ってしまう」なんてことが増えてくる大人世代。
この先、脳が衰えるかどうかは、実はあなたの脳の「使い方」次第! 生涯、若々しい脳を保つ方法を脳内科医の加藤俊徳先生に伺いました。
教えてくれたのは・・・
脳内科医「脳の学校」代表
加藤俊徳先生
加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。1万人以上のMRI 脳画像を分析し、脳番地トレーニングや助詞強調音読法を提唱。『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』(サンマーク出版) など著書多数。
<参考文献>『NHKまる得マガジン 何歳からでも! 脳を育てるトレーニング』講師・加藤俊徳(NHK出版)、『家事で脳トレ65』加藤俊徳(主婦の友社)、『ゆがみをなおせば、毎日のワクワクを取り戻せる! 脳コンディショニング』加藤俊徳(かんき出版)
脳には8つの「脳番地」がある
1. 思考系脳番地
脳の前方「前頭葉」と呼ばれる部分にあります。思考や判断、計画など高度な機能を担い、脳の司令塔として働きます。
2. 感情系脳番地
喜怒哀楽の感情を生み出すとともに、他者の感情を読み取る働きも。思考系や記憶系と深く関わっています。
3. 伝達系脳番地
自分の考えや気持ちを話したり伝えたりする働きを担います。左脳側は言語系、右脳側は非言語系のコミュニケーションを担当。
4. 理解系脳番地
頭頂部から側頭部にかけての広い領域です。目や耳から入った情報を集め、内容を分析・理解し、自分の知識にします。
5. 運動系脳番地
スポーツだけでなく、体を動かすこと全般にかかわる領域。視覚系や思考系など、ほかの領域と連携して働きます。
6. 聴覚系脳番地
耳に入ってきた音声をとらえたり、聞き分けたりする役割を持ちます。理解系や記憶系の領域と連携して働きます。
7. 視覚系脳番地
目で見たものを情報として集めます。言語系情報は左脳側、絵画や写真、風景などの非言語系情報は右脳側が担当します。
8. 記憶系脳番地
脳の内側にあり、物事を覚えたり、思い出したりするときに働く「海馬」を中心とした領域です。
この記事を書いた人
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