悪妻か、愛ゆえか、「悪妻の日」に観たい映画3選
「この雑魚が!」“レス”に悩むダメ夫と超恐妻の夫婦コメディ
『喜劇 愛妻物語』
結婚して10年。売れない脚本家の豪太(濱田岳)は、「せめて月に1度や2度はしたい」とセックスレスに悩む日々。しかし、妻のチカ(水川あさみ)は生活費を稼ぐためにパートに明け暮れて疲れはてており、相手をする気などさらさらありません。それどころか、稼ぎも少なく、育児もまかせられない夫にあきれ果て、「マジ、こいつ、うぜー」「この雑魚が!」と罵詈雑言を浴びせる始末。
そんな折、豪太は四国を舞台にした脚本を書くため、取材に行くことに。しかし、運転免許を持っていないため、チカに運転を頼み、5歳の娘アキ(新津ちせ)も伴い、3人で家族旅行を兼ねて四国へと向かいます。そこでものらりくらりしている豪太に、チカは堪忍袋の緒が切れます。
ところかまわず夫を罵る恐ろしい妻は、悪妻の部類かもしれません。でも、脚本家としての勝負をかけた取材旅行だというのに妻とのセックスを企んでいたり、妻が節約しているのに「何食べようか」と話す夫を見ていると、ブチ切れる妻の気持ちもよくわかります。一方、のんきな夫もどこか憎めず、思わず笑ってしまうのでした。
原作と脚本も書いた足立紳監督の実体験がもとになっているということで、リアリティのあるセリフにも納得。大笑いしながら、ほろりとさせられる、ダメ夫と鬼嫁の夫婦愛でした。

『喜劇 愛妻物語』
2020年製作
Blu-ray ¥5,280/DVD ¥4,180 発売中
発売・販売元:バンダイナムコフィルムワークス
© 2020『喜劇 愛妻物語』製作委員会
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構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。




