【内田彩仍さん】暮らしに欠かせない愛用品を大公開
数年前に、長年住み慣れたマンションから、小さな一軒家に移り住んだ内田彩仍さん。
変わったこと、変えないこと、暮らしに欠かせない道具との寄り添い方を聞きました。
エッセイスト
内田彩仍さん
福岡県在住。夫、愛猫と暮らす。丁寧な暮らしぶりやセンスある着こなしが人気を集める。『衣食住、暮らしに寄り添うもの選び』(集英社クリエイティブ)など著書多数。リンネル.jpの連載も人気。
家事は、生きていくためのもの。
これからも幸せに、健康に暮らすために「道具」はそんな毎日を助けてくれます
年齢を重ね、「健康で清潔に暮らす」ことを意識している内田さん。
家に帰って手を洗ったあと、タオルよりも清潔に拭ける気がしてペーパータオルを使うように。
「健康で清潔に暮らす」ために取り入れたもの
ペーパータオルを洗面台やキッチンにも

「2 枚重ねで吸収がよく、繊維が残らないので、お皿を拭いたり、保存容器をアルコールで消毒するときにも便利」。
ケースは山崎実業のもの。重厚感のあるスチール製で磨けて衛生的。
パンかごを木製からステンレスに

「ステンレス製で、洗えて清潔に使えます。生活感を感じさせない見た目も好み。キッチンとリビングが一体なので、愛でて楽しめ、機能性のあるものを選んでいます」
朝食のトレイはアルミニウム製のものに

「木のトレイは洗うと反ってしまうため、アルミニウムのタイプに変えました。持ち運びしやすく、我が家の朝食にはこちらのトレイが合うようです」
いまの暮らしに合った快適な家事道具を選ぶ
住まいが変わっても変わらず好きなものに囲まれて、丁寧な暮らしを続けている内田さん。家事道具は、健やかに暮らすために必要なものと言います。
「家族と幸せに過ごしていくために、道具はなくてはならないもの。最近は夫が在宅勤務をしていることもあって、日常のなかで、〝こんな便利なものを見つけたよ〟、〝こんなふうに使えたら、らくだよね〟などと、なにげない会話のなかにも、家事や道具にまつわる話が増えました」60 代を迎え、暮らし方に対する意識の変化も。
夫婦ともに仕事をリタイアしたあとの第二の人生について、いろいろと考えるようになったそう。「体力的にも、金銭的にも、いままでと同じように暮らすことは難しくなると思うんです。
いまより暮らしを小さくしていくなかで、きっと寂しく感じてしまう瞬間もあると思うけれど、そんなとき、好きで信頼できる道具に囲まれていると、これがあれば十分と思える気がしています」
豊かな気持ちのまま、暮らしを少しずつサイズダウンしていけるよう、家事道具の選び方にも変化が訪れています。
健やかでいるために清らかな空間に
「年齢を重ねていくと、自分でできないことが増え、家の中が衛生的ではなくなったり、いろいろなことが面倒にもなっていくと思うんです。
以前は、トレイやカトラリーなどは木製のものも好きでよく使っていたけれど、手入れしないとどうしてもカビが生えたり、しらけてしまったり。なので、最近は手入れがらくな磁器やステンレス、アルミニウムのもので、デザインが好きなものを選ぶようになりました」
手を拭くときはタオルではなく、ペーパーに変えるなど、より衛生面を意識するように。
「夫が大病を患ったこともあり、自宅で過ごす時間が増えました。そんなとき、体のことを考えると、手に触れるもの、口にするもの、いろいろなものを清潔にしておきたいと思ったんです。
夫婦ふたりで楽しく、幸せに暮らしていくためには健康でいることがいちばん。日々、健やかに過ごせるよう、手入れが簡単でらくに使えるものを上手に取り入れて、生活の質を高めながら手を抜くことも大事だと改めて感じています」
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