【更年期のお悩み】梅雨時期に体がだるいときの対処法
梅雨になると体のだるさや頭痛、気分の落ち込みといった不調を経験する50代女性は少なくありません。中には更年期症状をいつもより強く感じる人も。梅雨の体調や気分を整え、健やかに過ごすコツをご紹介します。
梅雨の不調の原因は自律神経の乱れ
梅雨に不調を感じる人が多いのは、天気や気温、湿度などの影響で自律神経のバランスが崩れやすいためと考えられています。
健康に不可欠な「自律神経」
自律神経とは私たちの意思と関係なくはたらく神経のことで、その中枢は脳の視床下部にあり、全身を最適な状態に保っています。自律神経には活動しているときに優位になる「交感神経」と、リラックスしているときに優位になる「副交感神経」があります。
自律神経のバランスがよいと、日中は交感神経が優位で活動的になり、夜は副交感神経が優位でリラックスできます。そのため、深い睡眠がとれて朝はすっきり起きられるなど健やかな状態を保てます。
一方、ストレスや不規則な生活などが原因で自律神経のバランスが乱れると、心身のさまざまな不調が生じます。
梅雨に自律神経が乱れやすい理由
梅雨に自律神経が乱れやすい理由として以下のことが挙げられます。
● 気圧
低気圧が続くと「気圧センサー」の役割をもつ内耳が脳に刺激を与え、全身に張り巡らされた自律神経に伝わります。自律神経が乱れて副交感神経が過剰にはたらくとだるさや眠気につながり、交感神経が過剰にはたらくと肩こりや頭痛につながります。
● 日照不足
起床後に日光を浴びると自律神経の切り替えがスムーズになりますが、梅雨は日光を浴びる機会が少なくなりがちです。また、脳内の神経伝達物質のひとつである「セロトニン」は日光浴で活性化します。セロトニンは精神を安定させるはたらきがあり、低下すると気分の落ち込みや不安感などが生じることがあります。
● 寒暖差
寒暖差が大きいのも梅雨の特徴です。気温の変化が大きいと自律神経に負担がかかり、疲労が蓄積することで「寒暖差疲労」を起こしやすくなります。
● 湿度
ジメジメした環境がストレスになって自律神経が乱れやすくなるほか、湿度が高いと水の巡りが悪くなり、むくみやめまいが生じやすくなります。
梅雨に多い症状
梅雨の不調としてよくあるのが、体がだるい・重い、頭痛、肩こり、食欲の低下、冷え、めまい、関節痛、むくみ、気分の落ち込み、寝つきが悪い、眠い、やる気が出ないなどです。症状や程度には個人差があり、人によってさまざまな身体的・精神的症状が現れます。
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