うねりやパサつきの原因は女性ホルモンにあり？
50代からの美髪を叶える「ヘアオイル」の選び方

いくつになっても、ふんわりしたつややかな髪は憧れ。
けれど、50代を迎え、髪質が徐々に変化していることを実感しませんか？
美髪づくりのスペシャリストに50代からするべきヘアケアを聞きました。

教えてくれたのは・・・
パーソナルビューティープロデューサー
毛髪診断士
齊藤あきさん
美肌・美髪専門「スキンケアサロンティナロッサ」代表。延べ5万人以上の施術を行う。一般社団法人日本美髪協会を設立し、正しいヘアケアの普及活動に努める。

女性ホルモンの影響で毛穴が詰まっている！頭皮の健康を見直して

美しい髪でいたいけれど、50代になると髪が細くなり、ツヤが失われ、パサついたりと髪の悩みがつきません。
「髪は女性ホルモンと密接に関係していて、50代になるとホルモンバランスの低下で毛周期も変化します」と齊藤あきさん。　
毛周期とは髪が生え始めて抜け落ちるまでのサイクルのこと。
女性ホルモンが減ることで成長する期間が短くなり、健康な髪が育ちにくくなるのだそう。
「頭皮に弾力がなくなり、痩せ毛や薄毛が進行し、毛根の形が変化してうねりやすくなることも。また、頭皮の代謝が悪くなり、角質や皮脂が詰まりやすくなってきます。
悪い生活習慣が髪の衰えを加速させるので、ストレスは溜めないように。
また健康な髪の7割は食事でつくられます。髪の主成分であるタンパク質、美しい髪に必要なミネラル、ビタミンも摂取しましょう」