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大人のおしゃれ手帖 12月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年12月号

2024年11月7日(木)発売
特別価格:1650円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2024年12月号

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【連載】桐島かれんさん BloomingLife
〜白いシャツをいつまでも美しく着る〜

【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜白いシャツをいつまでも美しく着る〜

リネンピンタックパンツ¥33,000/ハウス オブ ロータス 二子玉川店、シャツ、アクセサリー/かれんさん私物

桐島かれんさんが「衣食住の基本」を学び直すなど、12ヵ月に渡り、心地よい暮らしを探求していきます。
今回は、定番の白いシャツを美しく保つとともに、大人らしく素敵に着こなす方法を紹介します。

潔感とディテールにこだわって生まれる、潔い”大人の白”

ドレッシーにも、カジュアルにも着こなせる白のシャツは、何歳になってもワードローブの定番です。
ただし、その清潔感と品のよさは、クリアな白をキープできてこそ。

長く着ていると、どんなに大切に扱っていても次第にくすみや黄ばみが出て、漂白剤では落としきれないのが悩みの種です。
わが家ではタオルやベッドリネンも白で揃えているので、ホームクリーニングで白を美しく保つ方法は、ぜひ押さえておきたいところ。

【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜白いシャツをいつまでも美しく着る〜

(左)140/2コットンブロードフリルスリーブブラウス¥33,000/ハウス オブ ロータス 二子玉川店、(中・右)シャツ/かれんさん私物

ちなみに中世のヨーロッパでは、洗濯の際に青の染料を加えることで黄ばみを消し、白く見せていたとか。
それをそのまま実践すると、くすんだグレーになってしまうようですが、色を色で打ち消す……というのは、確かに理にかなっていますよね。

では、現代のホームクリーニングでは何を使えばいいかというと、「蛍光増白剤」が効果的なようです。

蛍光増白剤は一種の染料で、紫外線を吸収して青白く反射し、白く見せるというもの。
つまり「白を足す」という考え方ですよね。

市販の洗剤にも使われており、その中で今回試したのが、ドイツ生まれの衣類ケアブランドのもの。
洗剤と一緒に入れて洗濯すると、配合された酸素系漂白剤が汚れを落とし、蛍光増白剤のホワイトニング効果で白さがよみがえるそう。
機能の高さに加え、環境負荷の少ない成分を使っているのも魅力です。

【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜白いシャツをいつまでも美しく着る〜

洗剤(グローホワイト)¥990/ドクター ベックマン(エコンフォートハウス)、たらい¥5,500/野田琺瑯

白いシャツを着るときに意識したいのは、定番といえども、時代や年齢に合わせたアップデートは必要だということ。
シンプルすぎるものより、スリットやロングカフス、フリルなど、ディテールに凝ったものを選ぶと、大人にふさわしい洗練された雰囲気に。
さらに、衿を少し抜いたり、胸元の開きや袖のまくり方を調整することで、より素敵に見せることができます。

【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜白いシャツをいつまでも美しく着る〜

ボーダーロングスリーブニット¥31,900/ハウス オブ ロータス 二子玉川店、アイロン¥12,100/DBK(日本ゼネラル・アプラィアンス)

着る前にぴしっとアイロンをかけるのも、私にとっては大事な習慣。
スマホもテレビも見ず、ひたすらアイロンがけに没頭する時間も、意外と楽しいものです。

“黒染め”もサステナブルな選択

写真提供/京都紋付

汚れやシミを落としきれなかったからといって、お気に入りの服を手放すのは惜しいもの。
そんなときには、別の色に染め変えて服を生まれ変わらせるのも手。
京都で黒紋付の染めを手がける「京都紋付」では、その技術を活かした衣類の黒染めサービスを受け付けているそう。

黒染めオーダー シャツ¥4,730~/京都紋付

SHOPLIST
ハウス オブ ロータス 二子玉川店 03-6431-0917
エコンフォートハウス 03-6805-1282
野田琺瑯 https://www.nodahoro.com
日本ゼネラル・アプラィアンス 03-5643-1331
京都紋付 075-315-2961


撮影/平岡尚子 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2023年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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