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大人のおしゃれ手帖 5月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年5月号

2024年4月6日(土)発売
特別価格:1360円(税込)
表紙の人:南果歩さん

2024年5月号

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【近藤幸子さん】身軽さを手にする生き方の知恵
「後片付けが減ると料理はグッと楽になる!」

大人のおしゃれ手帖編集部

【近藤幸子さん】身軽さを手にする生き方の知恵 「後片付けが減ると料理はグッと楽になる!」

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快適に暮らすため、手間をかけるところと省くところは、年々変化していくもの。
おしゃれを楽しみ、素敵に暮らす方々に「身軽さ」を手にする方法を教わります。

今回話を伺ったのは・・・
料理研究家・管理栄養士
近藤幸子
さん
料理学校、料理家のアシスタントを経て独立。家事・育児の傍ら雑誌やTVなどで活躍中。簡単&シンプルでおいしいレシピが人気。著書も多数。
インスタグラム:oishishumatsu


楽しくおいしい料理のためムダ省いて試行錯誤

ふたりの子どもを子育て中の近藤幸子さん。
ムダな手間は省きつつ、おいしくするための知恵が詰まったレシピで人気です。

「テレビの料理番組のように細かな手順をふむことが正しい調理法だと思われがちですが、おいしさとは関係ない〝やらなくていいこと〟ってたくさんあるんです」

例えば、近藤さんはハンバーグの肉だねは、フライパンの中でこねてそのまま焼く。
食材を電子レンジにかける際も、耐熱ボウルなどではなく、陶器の皿を使用。

「料理の面倒臭さの多くは、後片付けにあると思うので、いかに洗いものを減らすかを常に考えています。だから、ボウルやバットは、ほぼ使っていません」

ほかにも吹きこぼれない中華鍋で茹でたり、まな板を使わずにペティナイフでカットしたり、拭き
掃除にマシンを使ったり、とキッチンを汚さない技が満載。

後片付けを気にすることなく調理を楽しむ知恵が溢れていました。

頼りになる便利なアイテム

軽くて火がすぐ通る チタンの中華鍋

軽くて火がすぐ通る 
チタンの中華鍋

約30㎝のチタン製中華鍋を茹で鍋に。「お湯を入れても重くないし、熱伝導が抜群。底が丸いので対流し、吹きこぼれません」

青森ヒバの 薄くて軽いまな板

青森ヒバの
薄くて軽いまな板

動かすことが多いまな板は、薄くて(約1㎝)コンパクトな青森ヒバを使用。
「抗菌作用があるので10年使っても黒ずみません」

チンしてそのまま出せる
食器

レンチン用に耐熱ボウルなどは使わず、レンジ対応の陶器を使用。
「食洗機にもかけやすいし、そのまま食卓に出せて一石二鳥です」

まな板いらずの ペティナイフ

まな板いらずの
ペティナイフ

トマトや果物などはペティナイフを使って手の上でカットする欧米スタイル。
「フランス人になったみたいで気分も上がります」

2/4 Pages

料理

ボウルやバットは使わない

フライパンの中に、ハンバーグの材料を全部入れてこね、そのフライパンで焼くのが近藤さん流の調理法。
「肉の脂まみれのボウルを洗う必要がなくなりますし、そのままフライパンに平たく伸ばして焼くため、丸めて成型する手間も省けます」

フライパンの中に、ハンバーグの材料を全部入れてこね、そのフライパンで焼くのが近藤さん流の調理法。ハンバーグは、あいびき肉、みじん切りの玉ねぎ、卵、塩、パン粉をフライパンに入れてこね、広げて焼くだけ!

味付けは調味料1種類でもいい

普段使う調味料は基本、「さしすせそ」からひとつだけ。普段使う調味料は基本、「さしすせそ」からひとつだけ。
「コクのある食材、香りのある食材、甘みのある食材を組み合わせれば、調味料は塩などひとつだけでOK。むしろ味がぼやけないのでおいしく仕上がり、しかもヘルシー」

“ お守り” 的な冷凍・加工食品を用意

自分が納得できて、家族も満足してくれる“ お守り” 食品をストック。自分が納得できて、家族も満足してくれる“ お守り” 食品をストック。
「忙しい時に“あれがあるから大丈夫”と思えるものがあると気持ちラク!」。
パルシステムの炒飯や「肉っこ餃子」(ぎょうざのたかはし)、「黒毛和牛のビーフコロッケ(神戸コロッケ)」が特にお気に入り。

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そうじ

油汚れは、すぐ落とせば汚れはたまりにくい

コンロなどの油汚れは、常備してあるセスキ水をスプレーコンロなどの油汚れは、常備してあるセスキ水をスプレーし、調理後すぐにパパっとお掃除。

床汚れは、マシン(ブラーバ)にお任せ。床汚れは、マシン(ブラーバ)にお任せ。
「この子は2台目。丁寧に床磨きをしてくれて大助かりです。ブラーバ君が健気に頑張ってくれているから、私も頑張ろうと励みになります(笑)」。

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自分メンテ

時間ができたときの自分へのご褒美を決めておく

時間ができたときの 自分へのご褒美を 決めておくふと時間ができたときは、電車で数駅の日本橋で気分転換。
「悩んでいる時間がもったいないので自分へのご褒美は決めてあります。丸善や三越を回ってわくわくしながら千疋屋でパフェを食べ、大満足で帰宅します」


撮影/砂原 文 文/坂口みずき

大人のおしゃれ手帖2024年1月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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  • 軽くて火がすぐ通る チタンの中華鍋
  • 青森ヒバの 薄くて軽いまな板
  • まな板いらずの ペティナイフ
  • フライパンの中に、ハンバーグの材料を全部入れてこね、そのフライパンで焼くのが近藤さん流の調理法。
  • 普段使う調味料は基本、「さしすせそ」からひとつだけ。
  • 自分が納得できて、家族も満足してくれる“ お守り” 食品をストック。
  • コンロなどの油汚れは、常備してあるセスキ水をスプレー
  • 床汚れは、マシン(ブラーバ)にお任せ。
  • 時間ができたときの 自分へのご褒美を 決めておく

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